こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験コースです。
食品メーカーの間で、
賞味期限を「年月日」表示から「年月」表示に切り替えています。
食品業界では「3分の1ルール」と呼ばれる商習慣があって、
これは製造日から賞味期限までの期間の3分の1が過ぎる前に、
小売店に納品しないと店頭に並べてもらえず、
返品されてしまうというものです。
「年月日」から「年月」にすることで、
日付ごとの管理が不要になり、
保管や配送が効率よくできて、
廃棄される食品を減らすことができるのです。
また少しでも賞味期限までの期間が長いものを選びがちなのが消費者ですが、
賞味期限が「年月」になることで、
商品間の差が無くなり、古いものが残りにくくなります。
やってみよう!
1 2019年の日本の食料自給率(カロリーベース)を次から選びなさい。
ア 18% イ 38% ウ 58% エ 78% オ 98%
2 食べることができるのに捨てられてしまう食品を表す言葉となるように、
▢にあてはまる言葉を書きなさい。 食品▢▢
3 開発途上国の生産者や労働者を守るために適正な価格で取り引きをする貿易を何というか、
次から選びなさい。
ア ピュアトレード イ ナイストレード ウ ファイントレード エ フェアトレード
4 3で答えた貿易の考え方として誤っているものを選びなさい。
ア 生産国の子どもが安い賃金で働かされて、教育を受けられなくなるのを防ぐ。
イ 適正な収入を得られないために設備や技術が良くならず、品質が向上しないことを防ぐ。
ウ 自然環境を守ったり労働環境の改善をしたりする費用を得られず、継続的な生産ができなくなることを防ぐ。
エ 開発途上国が安く輸出することで、先進国の企業が苦しむことを防ぐ。
5 特定の商品の輸出に頼っていることを「モノカルチャー経済」と言います。
モノカルチャーについて述べている各文から誤っているものを選びなさい。
ア 農産物の場合、不作になると、収入が極端に減ってしまう。
イ 特定の商品しか生産しないので、設備や技術の種類が少なくて済むので効率が良い。
ウ みんなが同じものを作るので、人より良いものを作ろうと競争が激しい。
エ 外国企業は、同じ商品を大量に安く仕入れることができる。
答え
1 イ
2 ロス
3 エ
4 エ
5 ウ 同じもののため差がでにくい=特別な価値が生まれない。