こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験コースです。
2021年7月に「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。
これは縄文時代の17の遺跡で構成されています。
1万年以上前に始まった縄文時代の人々は、
主に狩りや漁、採集を行って食物を得ていました。
このように食料を手に入れる場合は、
食料となる動物や植物を求めて移動生活をするものですが、
縄文時代は移動生活をせず、
集落をつくって定住し、祭りなども行っていました。
その独自の文化が評価されました。
やってみよう!
1 「北海道・北東北の縄文遺跡群」に含まれる県を3つ答えなさい。
2 住居近くにすてられたごみが積もってできた遺跡を何というか漢字2字で答えなさい。
3 魔除け、安産などを祈るために作られたと考えられる像を何というか答えなさい。
4 青森県にある大規模集落の跡が見られる遺跡名を答えなさい。
5 次の文で縄文時代について正しく述べているものを選びなさい。
ア 縄文時代の北海道・北東北は、食料となる動植物が豊富だったので、
定住生活ができたと考えられる。
イ 縄文時代の人々は弥生時代が始まるまで打製石器を使っていた。
ウ 多くの縄文時代の遺跡が発見されているが、定住生活をしていたため、
違う集落と交易することはなかった。
エ 縄文時代の遺跡から、多くの犬の骨が見つかっており、
ほとんどがバラバラになった状態で発見されていることから、犬を食料としていたと考えられる。
答え
1 青森県、秋田県、岩手県
2 貝塚
3 土偶
4 三内丸山遺跡
5 ア 木の実や魚介類が豊富だったと考えられています。
イ 縄文時代も弥生時代も磨製石器
ウ 北海道の黒曜石が本州の遺跡で発見されたり、
新潟県のヒスイが青森県の遺跡で発見されたりしている。
エ 縄文時代の遺跡からは、全身骨格がそのままの状態の骨が発見されることから、
犬を食料とせず、しかも人間のように埋葬していたと考えられている。
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