こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験コースです。
災害対策基本法が改正され、
市町村が発令する避難情報が変更されます。
避難情報等は警戒レベルに応じて発令されます。
警戒レベルは災害の危険度と取るべき行動を住民にわかりやすく示すために設定されたものです。
警戒レベル1 心構えを高める
警戒レベル2 避難行動の確認
警戒レベル3 危険な場所から高齢者や体の不自由な人は避難
警戒レベル4 危険な場所から全員避難
警戒レベル5 命の危険、直ちに安全を確保
今まではレベル3になると「避難準備」「高齢者等避難開始」、
レベル4になると「避難勧告」と「避難指示」が市町村から発令されました。
レベル3もレベル4も2段階あることでわかりづらく、
避難が遅れる可能性を指摘されていました。
そこでレベル3は「高齢者等避難」、
レベル4は「避難指示」と変わりました。
全員避難しているレベル4は気象庁が発令する「土砂災害警戒情報」「氾濫危険情報」「高潮警報」などです。
ではレベル5はと言うと「大雨特別警報」「氾濫発生情報」です。
大雨特別警報は数十年に一度の降水量が予測される場合なのですが、
2020年は「令和2年7月豪雨」、2019年は台風19号、2018年は「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」と
3年連続で発令されています。