私立中学受験科ブログ

ジェンダーギャップ

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験コースです。

春期講習前に新聞や報道番組を見ている新6年生が増えてきました。

今朝はどんなニュースが話題になるでしょうか?


スイスにある研究機関「世界経済フォーラム」が昨日、

「ジェンダーギャップ(男女格差)指数」を発表しました。

日本は156か国中120位という結果でした。

これは主要7か国(アメリカ・イギリス・イタリア・カナダ・ドイツ・フランス・日本)で最低です。

お隣の韓国(102位)や中国(107位)にも負けています。

日本が順位を特に落としているのは政治分野で、

国会議員や国務大臣の女性比率が低いからです。

経済分野でも女性管理職が少ないという点でも順位を下げています。

教育分野では識字率(読み書きができる人の割合)や初等教育在学率(小学校に通う率)は1位ですが、

中等教育(高校まで)・高等教育(大学)在学率は100位を超えてしまいます。

日本に限りませんが、

新型コロナウイルス感染症の影響も出ているそうです。

女性はサービス業に従事する割合が男性よりも高いため、

ロックダウン(都市封鎖)や時短営業などの影響を受けやすいということです。

SDGs(持続可能な開発目標)の中に「ジェンダー平等を実現しよう」という目標があります。

日本政府は「わが国の取り組みが遅れている」と言っており、

ジェンダーギャップに対する努力を求めています。

あなたが男女差別を感じるのはどのような時ですか。

また、その差別を解消するためには、どのような方法があるか考えて書きなさい。

なんて問題も出そうですね。

2024年7月

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