こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
今年のユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞は「3密」になりました。
3密は、密閉・密集・密接ですね。
また、新型コロナウイルス感染症に関する言葉が多数ノミネートされました。
言語学者の金田一秀穂さんは、
「コロナに関するいろいろな言葉がやたら出てきて、
今年は見ているだけでうんざりするような年だった。
言葉も美しくなく、
アラートやクラスター、ソーシャルディスタンスなど、
日本語にできたはずだが、
慌てていて言葉を作る時間もなかった。
外来語の生煮えの言葉、
日本語にできなかった言葉が多いのが残念だった」
と述べました。
確かに多くのカタカナ表記の言葉がありました。
次の言葉と意味を組み合わせてみましょう!
①アラート ②エアロゾル ③オーバーシュート
④ガイドライン ⑤クラスター ⑥ステイホーム
⑦ソーシャルディスタンス ⑧パンデミック
⑨フェーズ ⑩ロックダウン
ア、集団感染 イ、感染爆発 ウ、人と人との物理的距離
エ、都市封鎖 オ、家にいよう カ、世界的流行
キ、段階 ク、研究・実績に基づく目安
ケ、空気中にただよう細かな粒子 コ、警報
答え
①‐コ ②‐ケ ③‐イ ④‐ク ⑤‐ア
⑥‐オ ⑦‐ウ ⑧‐カ ⑨‐キ ⑩‐エ
他にも、エビデンス(科学的根拠)、ウィズコロナ(新型コロナ感染拡大を防ぎながらの生活)、
アフターコロナ(新型コロナ感染がある程度収まった後の生活)などの言葉もあります。
また、そもそもコロナウイルスの「コロナ」とは「王冠」のことで、
ウイルスの形に由来します。
WHO(世界保健機関)は、新型コロナウイルスを「COVID‐19 」と名付けました。
これは「Corona Virus Disease 2019 (コロナウイルス感染症2019年)」の略称です。