こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
12月6日(日)未明に小惑星探査機「はやぶさ2」が投下したカプセルが、
地球に到着し、オーストラリアの砂漠で発見されました。
このカプセルには小惑星リュウグウから採取した岩石や気体が入っているとされ、
これを回収・分析することで、
地球や生命などの起源を解明する手がかりになるのではないかと期待されています。
今回は特に地表の物質だけでなく、
地表に弾丸を発射して人工的にクレーターをつくり、
地下の物質の採取も試みました。
はやぶさ2には、
地球や生命の起源を明らかにするという科学的な意義の他に、
今後の宇宙探査のための技術的な意義もあります。
約6年飛行し小惑星リュウグウで採取した試料を地球に届け、
再び地球を離れ別の小惑星に向かいました。
その小惑星に到着するのは11年後ということです。
その間、ずっと地球と交信し続けているのです。
今回の人工クレーターをつくって地下の物質採取する方法は世界初の試みでした。
このように技術を進歩させる役目もあるのです。
やってみよう!
1 はやぶさ2が打ち上げられた宇宙センターのある島は、
日本に鉄砲が伝来した島でもある。その島を答えなさい。
2 はやぶさ2が試料(研究に使う物質)を採取した小惑星の名前を答えなさい。
3 宇宙航空分野の研究・開発・利用を担う宇宙航空研究開発機構を表すものを次から選びなさい。
ア JA イ JAL ウ JAXA エ JAPAN オ JT
4 地上から約400㎞上空に建設された国際宇宙ステーション(ISS)には、
日本の実験施設もある。その施設名を次から選びなさい。
ア ひまわり イ コウノトリ ウ はやぶさ エ きぼう
5 2020年11月から国際宇宙ステーションに滞在している日本人宇宙飛行士を選びなさい。
ア 向井千秋 イ 毛利衛 ウ 野口聡一 エ 金井宣茂
答え
1 種子島
2 リュウグウ
3 ウ
4 エ ア:気象衛星 イ:宇宙ステーション補給機(宇宙ステーションに食料などを運ぶ)
5 ウ