こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
熊本県南部を襲った豪雨で、
7月4日に球磨川が氾濫して大きな被害を出しました。
毎年のように豪雨被害が起こっています。
昨年も7月初旬に鹿児島県・宮崎県中心に大雨による被害がありました。
鹿児島県で2名の犠牲者を出しています。
2018年6月28日から7月8日にかけて、
特に広島・岡山・愛媛県などに甚大な被害をもたらした西日本豪雨がありました。
224人もの犠牲者(2018年11月6日消防庁)を出しています。
2017年7月には、
福岡県・大分県を中心に被害をもたらした九州北部豪雨がありました。
こちらは40名もの犠牲者を出しています。
毎年のように「数年に一度」「数十年に一度」という言葉を聞きますね。
記録的短時間大雨情報
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨の時に気象庁が発表します。
大雨特別警報
数十年に一度の大雨になるおそれが大きなときに気象庁が発表します。
土砂災害警戒情報
大雨警報が発表されている状況で、
土砂災害の危険度が高まってきたときに、
都道府県と気象庁が共同で対象地域を発表します。
国や都道府県が出す気象情報と市町村が出す避難情報を
5段階にして示した「警戒レベル」があります。
避難すべきかどうかの判断をわかりやすくするためですね。
上記の大雨特別警報が出された時は「警戒レベル5」となります。
これは、すでに災害が発生している可能性が高いので、
命を守るための行動をするという最大のレベルです。
土砂災害警戒情報が出された時は「警戒レベル4」で、
地元自治体からの避難勧告が発令されるレベルです。
警戒レベル4以上が発令された場合は、
対象地域の全員が避難対象者となります。
コロナ禍の中での災害は、
ボランティアが入れずに被災者はたいへんな思いをしています。
近年の異常気象は地球温暖化の影響ではないかとも言われます。
入試のための知識としてだけでなく、
実社会の出来事からも学びましょう。