こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
新型コロナウィルス感染が世界中に広がり、
WHOからパンデミック(世界的流行)が宣言されました。
そんな中で「パブリック・ディプロマシ―」という言葉を聞きます。
「広報文化外交」と訳されます。
グローバル化により、
世界で多くの人々が行き交うようになりました。
そのため、政府の考えを自国民以外にも伝え、
理解してもらう必要が出てきました。
こうした背景の中から出てきた言葉です。
今回の新型コロナウィルス感染症に関して、
日本の対応や状態をしっかり世界に発信していかないと、
日本に対する誤解が生じる危険がありますから、
「パブリック・ディプロマシ―」が重要になったのです。
外務省のホームページの「よくある質問集」にもパブリック・ディプロマシーの説明があります。
その中に「ソフト・パワー」という言葉もあります。
戦争や経済制裁などで他国を動かす力を「ハード・パワー」と言うのに対して、
その国・国民の持つ価値観や文化で他国を魅了する力を「ソフト・パワー」と言います。
日本の漫画やアニメなどが、その例に挙げられています。
グローバルやメディアリテラシー、フードマイレージなどの言葉が入試で定番化しました。
パブリック・ディプロマシーは出題されないと思いますが・・・。
パンデミックは出るかなあ。