こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
79の国や地域で15歳を対象とした
「国際学習到達度調査(PISA)」の結果を
OECD(経済協力開発機構)が発表しました。
読解力の成績において、
日本は世界15位で、前回2015年の調査の8位から後退しました。
この結果は、日本においては過去最低でしたので、
「PISAショック 再び」と言われました。
2003年の調査結果が2000年調査の結果よりも悪く、
「PISAショック」と言われました。
2002年に学校週5日制が始まって、
学力低下が懸念されていた時期だったので大きく取り上げられました。
今回、読解力が低下した一因として、
SNSの普及により、
短い文章のやり取りが多く、
長い文章を読んだり書いたりする機会が減ったことが挙げられています。
日本の高校1年生がLINEなどをする割合は87.4%で、
世界平均の67.3%を上回っています。
新聞を読んでいる割合も下がっています。
しかし、中学受験の問題はどうかというと、
国語の出題文の長文化だけでなく、
他教科においても処理する文字数は多くなっています。
冬期講習で長文読解にしっかりと取り組みましょう!
答案を採点している学校の先生から
「設問の意味を取り違えている解答をよく目にする」
ということを頻繁に聞きます。
受験勉強においては、
「わかっていることをなぜ間違えたのか?」
の原因追及が大切です。
記述問題に関しては、
お家の人や先生に答えを読んでもらうことが大事です。
自分の思った通りに伝わらない文章になっていることがありますよ。