こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
先週、流通大手のイオンが、
プラスチックごみ削減のため、
日用品などのプラスチック容器から、
ガラスなど繰り返し使える容器に変更した商品を
2020年秋から販売すると発表しました。
使い終わった容器を回収して洗浄した後、
商品を補充して販売するのです。
消費者は容器代込みで購入して、
容器を返却すると容器代が返ってくる仕組みにするようです。
缶やペットボトルに入った飲料ばかりを見ている小学生には新鮮かもしれませんね。
でも、この仕組みはかつては一般的だったのですよ。
プラスチックストロー廃止の方針を打ち出しているコンビニや飲食店がありますし、
プラスチック製のレジ袋から紙袋に変える衣料品店もあります。
これらの取り組みが行われるようになったのは、
プラスチックごみによる海洋汚染が、
世界的な問題になったからです。
世界的な問題ですから、
企業が環境に配慮した取り組みを実施すると、
企業のブランド価値が高まるという考えもあります。