こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
「気候行動ネットワーク」(CAN)という環境団体が、
日本を「化石賞」に選んだと発表しました。
化石賞とは、
COP(気候変動枠組み条約締約国会議)開催中や事前の会議期間などに、
前述の「気候行動ネットワーク」が、
地球温暖化対策に消極的な国に批判・皮肉を込めて贈っています。
化石賞の「化石」は、「化石燃料」と「古い考え」の意味が込められています。
梶山弘志経済産業大臣が、
「石炭火力発電、化石燃料を使う発電所は選択肢として残しておきたい」
と発言したことに対して、
世界の脱石炭に沿っていないと批判したものです。
COP25は当初、南米のチリで開催予定でしたが、
政情不安からスペインのマドリードでの開催となりました。
スウェーデンの16歳環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、
温室効果ガスを大量に排出する航空機を避け、
北米に渡る時にヨットを使いました。
今回、COP25で温室効果削減を呼び掛けるためスペインへ行くため、
北米からスペインの隣国のポルトガルまで、
やはりヨットで大西洋を横断しました。
アメリカのパリ協定離脱もありました。
地球温暖化の影響や原因、削減がなかなか進まない理由などの確認をしておきたいですね。