こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
前回に引き続き、
南山男子部に通う先輩からのメッセージです。
ちょうど今頃から入試に向けて、
過去問に取り組みました。
「南山に行きたいなら過去問を10年分5回解け」
と担当の先生から言われました。
それを本気にした母は、
ピアノの上に10年分並べたので、
本当に5回やりました!
間違えた問題をていねいに直したので、
とても時間がかかりました。
もちろんこのことばかりをやっていたわけではありません。
その頃のことを思い出すと、
あんなに勉強していた自分を誇らしく思います。
受験前夜も「やり切った!」という思いがありました。
また「どうしても南山に入りたい!」という思いが、
とても強かったのだと実感しました。
試験当日は不思議なことに緊張しませんでした。
学校で待っていてくれた明倫の先生に励まされて、
試験会場に入れたことがとても嬉しかったです。
門のところまで来て振り返ると、
母が号泣していたので、
とても驚きました。
その後もずっと母は泣いていたそうです。
とても良い天気で、
その日の青い空と試験開始を告げるチャペルの鐘の音は忘れないと言っていました。
試験結果よりも僕が幸せな中学生活を送れるようにと祈っていたそうです。
とてもありがたく思いました。
愚直に前に向かってがんばったということがよく表れていますね。
ちなみに当時の担当の先生からは、
「発奮させるつもりで言ったこと(過去問のやり直し)をやり遂げたところが凄すぎる!」
と驚いたそうです。
全問を5回解き直すという意味でなく、
できそうでできない問題は、何度もやり直して確実にできるようにしよう
という意味で言ったそうです。