こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
6年生は、志望校の過去問に取り組み始めました。
今月、入試問題に取り組む意味は、
「入試問題を知る」
というところが大きいです。
学校からすれば、
限られた時間、問題数で、
できるだけ受験生の多くの力を試したい
と思うのではないでしょうか。
そうであれば、1単元の内容を
細かく小問設定していたのでは、
幅広く出題することも応用力を試すことはできません。
複数の単元を組み合わせ、
ヒントになるような小問設定をしないことで、
糸口をつかんで答えを出すまで、
受験生の力でやり切らなければならない問題になります。
つまり問題に助けられることがない分、
受験生の真の力がわかります。
ここが、今までやってきた問題集と大きく異なりますね。
問題集は、習ったことが理解できているかを確認したり、
理解したことを身につけたりするためのものです。
したがって、易しい問題から難しい問題、
解くために必要な要素が少ない順に並んでいるのが一般的です。
現段階では、志望校の過去問ができなければならない
ということはありません。
まず、入試問題に取り組んで、
「やりにくさ」を実感しましょう!!
ただし、単純に知識を問われたような問題は、
すぐにできるようにしましょう!!