私立中学受験科ブログ

2019年参議院選挙公示

こんにちは。

明倫ゼミナール私立中学受験科です。

7月4日は、参議院選挙の公示日です。

投開票は7月21日(日)です。

公示」とは、国民に広く知らせることで、

衆議院総選挙や参議院選挙の実施を天皇が国民に知らせることで、

天皇の国事行為の一つです。

「告示」という言葉もありますが、

こちらは、地方公共団体の首長や地方議会の議員などの選挙を

選挙管理委員会が知らせることです。

今回の参議院選挙は昨年の公職選挙法改正により、

3名増の124名(選挙区制74名、比例代表制50名)の参議院議員が選ばれます。

参議院は、3年ごとに半数ずつ改選されますから、

参議院議員は、改選されなかった121名と合わせて245名となります。

3年後の2022年の参議院選挙で、さらに3名増えて248名となります。


定員を増やしたのは、「一票の格差」を是正するためです。

1人の議員が当選するのに必要な得票数が選挙区によって異なります。

その不平等を解消するために、有権者の多い選挙区の定数を増やしたのです。

もう一つの今回の選挙の特徴として、

比例代表の「特定枠」というものが挙げられます。

参議院の比例代表は、政党に配分された議席数を

個人の得票数に応じて当選していきますが、

「特定枠」は、政党が当選させたい議員を個人の得票数に縛られずに

優先的当選させることができるしくみです。

2024年7月

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