こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
全国私立寮制学校協議会(全寮協)の幹事校である
片山学園中学校(富山県)と沖縄尚学中学校(沖縄県)の先生がいらっしゃいました。
両校とも塾が設立母体となった学校ですね。
全寮協は、全国の寮のある学校20校以上が加盟しており、
寮も含めた学校教育の情報を伝えています。
後日、明倫生には、全寮協主催合同説明会のご案内をさせていただきます。
片山学園中学校においては、このブログでも何度か紹介しましたね。
現在、中学生の寮生は男女あわせて45名になっているそうです。
女子寮を完備している学校は、あまり多くありません。
兄は別の寮のある学校に入学し、妹は家から通える学校に入学させるつもりだったご家庭が、
兄の成長の様子を見て、妹も寮のある学校の教育をうけさせようと進路変更し、
片山学園中学校を受験するということもめずらしくないそうです。
今春の入試では、片山学園が指定する他校を合格してから片山学園中学校を入学すると、
特別特待生として入学することができるというユニークな入試を実施しました。
特別特待生として入学すると、最大1年分の寮費・授業料免除(150万円)となります。
愛知県の学校ですと、東海中学校、滝中学校、南山中学女子部に合格していると、
寮費・授業料全額免除の特別特待生として入学できます。
その特別特待生が3名在籍しており、他府県出身の生徒たちとがんばっているそうです。
沖縄尚学高等学校・附属中学校というと、
「高校野球の強い学校」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
沖縄尚学高校は、1学年10クラスあり、尚学パイオニアβ(旧体育)コースは、
そのうちの1クラスだけで、さらに野球部に所属しているのは20名程ということです。
「グローバル教養人」の育成をめざしており、国際バカロレア認定校でもあります。
2018年度の英検合格者数が、中学校部門で日本一になっています。
英検1級2名、準1級19名、2級153名、準2級214名です!
今春、現役生だけで、国公立大学に115名、海外大学にも62名の合格者を輩出しています。
現在、愛知県からの入学者はあまりいない状況ですが、
東京都からの入学者が30名弱いるのをはじめ、沖縄県外の入学者は100名近くなったそうです。
沖縄尚学高等学校・附属中学校におきましては、
後日、もう少し詳しくご紹介したいと思います。