こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
今日から冬期講習再開です。
今年もがんばって受験勉強に取り組みましょう。
政府は「高校普通科抜本改革」に乗り出すようです。
小学校教育の英語の教科化や大学入試改革など、教育改革が行われていますが、
高校は「大学への通過点」的な位置づけになってしまっていることから、
高校に関しても改革に取り組むようです。
高校の学科の7割強を占める普通科の画一的なカリキュラムを見直し、専門性の高い学科に変えるなど、
各校の独自色を高め、生徒が明確な目的を持って学べるようにすることが目的のようです。
具体的な学科は、都道府県や学校法人が決めますが、
普通科を廃止し、科学技術の基本を学ぶ学科や、基礎学力を重視する学科など、
特色を出した学科が現れることが見込まれています。
読売新聞の調査では、今後10年間で、都道府県立高校約130校が減る見通しだそうです。
少子化が著しい地域だけでなく、神奈川県や埼玉県などの都市圏も含まれているそうです。
私立高校は、10年前からはほとんど減っておらず、横ばいの状態が続いているとのことです。
大都市圏では、私立高校に受験生が流れ、公立高校が定員割れするケースもあるということです。
愛知県内の公立高校も中3人口に合せて定員を減らしてきていますが、によっては定員割れを起こしています。
高校の改革が始まると言っても、2021年度からの導入を『目指す』という段階です。
私立学校は、公立学校との差別化のため、魅力ある学校づくりに努力しています。
公立高校が良くなることは、私立高校が良くなることにもつながりますね。
ますます魅力的な私立中学校に期待!