おはようございます。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
今日は冬期講習最終日です。
3・4・5年生は、明日、模擬試験がありますね。
冬期講習の復習をしっかりやって臨んでください。
ありがちなのは、問題に助けられて答えられた問題や先生のヒントから糸口をつかんで答えられた問題を、
自分の力で解けたと勘違いして、復習を十分しておらず、模試ではできなかったというものです。
冬期講習は、たいへん多くのことを復習しています。
明倫ゼミナールの授業で大事にしている「なぜ?」を意識して復習しましょう。
6年生にとっては、あっという間の冬休みだったのではないでしょうか?
焦り出した人もいることでしょう。
この時期に「学校を休ませるべきか?」というご質問をよく受けます。
先日の年末年始合宿開会式で、南山中学男子部の岡野先生が、その点についてもお話しされました。
小学校に通いながら受験勉強をしてほしいということでしたね。
明倫ゼミナールとしても「学校を休んで受験勉強に専念」という考えではありません。
ただし、「必ず学校に通いなさい」ということでもありません。
お子様やその時の状況でどうすべきか変わるものです。
何年もかけて受験準備をしてきたのですから、できるだけ良い状態で受験に臨ませたいですね。
ですから、風邪やインフルエンザが流行っている時に、家の外へ出すというのは避けたいものです。
「もしインフルエンザにかかったとして、いついつまでだったら、万全の状態で試験に臨めるか?」
と考えておくことも必要かもしれません。
普段と違うことで、緊張感が高まり過ぎてしまう場合もあります。
入試の朝に「平常心でね」と言うためには、やはり入れ込み過ぎはいけません。
そういう観点からすれば、学校に通った方が、
「普段通りで良い」「メリハリがついて良い」というお子様もいるでしょう。
焦ってしまって、「寸暇を惜しんで勉強したい!」というお子様もいるかもしれません。
あまり良い状態とは言えませんが、勉強することで落ち着きを取り戻すなら、
学校を休ませて、受験勉強に専念させるのも手かもしれません。
ただし、その場合、早く起きて朝から勉強をし、夜は早く寝ないと意味がありません。
「学校を休んだから時間がある」なんてダラダラ過ごしたら、
「時間を無駄にした」とか「学校をサボった」とかという思いが芽生えて悪循環に陥ります!
他の理由で学校を休みたくなるお子様もいるかもしれません。
たとえば、学校の友達や先生に「もうすぐ受験だね」と励まされることがプレッシャーになるとか。
中学受験は、耳にたこができるほど『親子の受験』と言われます。
この時期の6年生の保護者の方は実感されていることだと思います。
お子様を放っておくことはもちろんダメですが、関わり過ぎてもプレッシャーをかけてしまいます。
日常会話を通して、わが子がどのような状態になっているかをよく観察することが大事ですね。
「一生懸命になっていることがうれしい!」
「立ち向かってくれることがうれしい!」
そんな思いで応援してあげれば、大概大丈夫だと思います!