こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
今週、塾の帰りに夜空を見上げる生徒がいました。
ふたご座流星群を見るためですね。
22時過ぎからが見やすくなるそうなので、塾の帰りだと、ちょっと早いですね。
22時過ぎても街灯りがじゃまをしてなかなか見られないかもしれません。
「明倫の看板の灯りがじゃま!消して!!」と言われました。
「ごめん、あれ、タイマーなんだよね」
流星、流れ星は、星という字がついていますが、
宇宙にあるちりが、地球に落ちて来る時に発火して光を放っているものです。
そう聞くと、「流れている間に願えなくてもいいか」って思えます。
星なら願い事を叶えてくれそうですが、ちりですからね。
流星がまとまって出現することを「流星群」と言うのですが、
「ふたご座流星群」は、毎年12月10日前後に見ることができます。
これは、ちりを発生させるすい星や小惑星が公転しているからです。
その公転軌道と地球の公転軌道が重なった時に、ちりが飛んでくるわけです。
ふたご座の方が放射点になっているだけで、広い宇宙のあちこちに一瞬現れるだけですから、
街中で見つけるのは、結構たいへんなのではないかと思いますが。
広く暗い夜空を見渡せる場所だったら、よく見えるのでしょうね。
でも、望遠鏡のように1点を見るための道具を使うより、肉眼で見る方が見つけやすいので、
寒さ対策をして探してみるのも良いですね。