こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
11月の中学受験ブログには、恒例の2019年入試用の時事問題対策を載せていきます。
明倫生は、12月30日から1月2日に開催する年末年始特別合宿で、時事問題対策授業がありますが、
そこで初めて聞くことばかりでは、入試を前に焦ってしまいます。
時事問題対策授業の予習として、ぜひブログに目を通してくださいね。
今回は、2019年4月で終わる「平成」について扱いたいと思います。
2019年(平成31年)4月30日に、今上天皇(きんじょうてんのう:在位中の天皇)が退位され、
5月1日に皇太子殿下が新天皇に即位されます。
この日に、平成から新しい元号に変わります。
皇位継承や皇室について定めた「皇室典範」という法律には、
天皇の退位についての規定がありません。
2016年8月、宮内庁は、天皇陛下がお気持ちを述べているビデオメッセージを発表しました。
そこでは、自身が高齢のため象徴としての務めを果たすことが難しくなることを
心配しているというお気持ちを述べられていました。
そこで、2017年6月に、今上天皇一代限り退位を可能とする特例法が制定され、
今上天皇が退位されることとなりました。
やってみよう!
1 元号は特定の年代につけられる称号です。日本で最初の元号を答えなさい。
2 日本国憲法においての天皇の地位は、日本国および日本国民統合の何であるとされていますか?
3 憲法に定められた天皇の仕事を何と言い、それを行うには何が必要か答えなさい。
4 皇位継承などを定めた法律を何と言うか答えなさい。(前述しています!)
5 4は、どこで議決して定められたものか答えなさい。
答え
1 大化 2 象徴 3 国事行為 内閣の助言と承認 4 皇室典範 5 国会 (法律ですから)
大日本帝国憲法と日本国憲法の違い、天皇の国事行為、学んできた歴史上の天皇など、
天皇の退位、即位にちなんだいろいろな問題が予想されます。