こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
10/27~11/9まで、秋の読書週間です。
今年で72回目になるということです。
戦後、間もなく始まったということですね。
「読書の力によって、平和な文化国家を創ろう」と始められたそうです。
この読書週間の前身は、1924年に、日本図書館協会が設定した「図書館週間(図書週間)」ということです。
関東大震災(1923年)で、多くの出版物が焼失してしまいました。
その復興に向かって始まった読書運動でした。
1939年の「一般週間運動廃止令」によって廃止され、1947年に「読書週間」となって復活しました。
読売新聞の調査によると、「1か月間に、何冊ぐらいの本を読みましたか」という質問に対して、
「1冊」と答えた人が19%、「2冊」と答えた人が15%、「3冊」が8%でした。
「1冊以上」とすれば、約49%ということです。
そして「読まない」と言う人は50%だったそうです。
読まない理由(複数回答)の1位は、「時間がなかったから」が一番多く、
次いで、「読みたい本がなかったから」「本以外で知識や情報が得られるから」と続きます。
「どのようなきっかけで読む本を選びますか」という質問(複数回答)に対しては、
「書店の店頭で見て」という人が一番多く、「ベストセラーなどの話題をきっかけに」
「映画やドラマ」の原作を読みたくて」と続きます。
前述の調査を踏まえて、生徒に読書習慣をつけるために、学校はどのような取り組みをすれば良いと思いますか。
あなたの考えを100字以内で書きなさい。
ただし、考えのもとになっている調査内容を明らかにして書くこと。
こんな問題って出そうではないですか?
資料を読み取って、自分の考えを書く出題が頻出になっていますし。