こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
先日、岐阜市にある聖マリア女学院中学校の説明会に参加しました。
JR・名鉄岐阜駅からスクールバスがあり、中学・高校の全生徒の約3割は愛知県から通学しているそうです。
もちろん、入試の日もスクールバスの運行がありますよ。
聖マリア女学院中学校は、スペインの「聖マリアの無原罪教育宣教修道会」が、創立の母体になっています。
「子どもたちが罪につまずく前に、自分でその罪を避けられるような力を付けさせることが教育の目的」として、特に教育を重視する修道会だということです。
世界17ヵ国160超の姉妹校があり、名古屋市千種区にある「聖マリア幼稚園」もその1つです。
聖マリア女学院中学校は、「心の教育」と「語学教育」を2本柱にしています。
「心の教育」では、聖書を理解するための授業や活動があります。
ユニークなものとして、月に一度土曜日に「おにぎりDAY」というものがあります。
これは、自分で作ったおにぎりを昼食にし、その節約分として100円を募金する活動です。
「語学教育」として、中学校の英語の時間は、日本人教員と外国人教員がペアとなって、オールイングリッシュで指導にあたります。
英語力向上と異文化交流を目的に、岐阜大学の教育学部英語教育講座の学生や海外留学生が、来校して授業を行う講座もあります。
これにより、早くから大学進学を意識できるという点もあるのではないでしょうか。
大学進学に関しては、2018年度入試において東京大学(理Ⅰ)合格(1名)をはじめ、東京学芸大学(1名)、上智大学(8名)、南山大学(14名)などの実績を上げています。
上智大学・南山大学においては、「指定校推薦」の他、カトリック系の高校が対象となる「カトリック推薦」もあります。
2018年中学校入試は、募集定員90名に対して、志願者数194名、合格者数175名、倍率1.11倍でした。
愛知県からの受験者は、約7割とのことです。
中学は、どの学年も2クラスで、1学年60名程です。
定員より少ない入学者ですが、試験をする以上は、学校の設ける基準はクリアしないと入学できないというわけです。
試験日は、募集定員85名の1月14日(月・祝)と募集定員5名の2月9日(土)があります。
1月入試について
・「専願入試」は、国算2教科か国算英3教科の選択で、作文(400字以内)と保護者同伴の面接があります。
・「併願入試」は、国算社理の4教科と作文(400字以内)で審査されます。
・11月4日(日)の「中学入試模試」※で、成績優秀の場合は、入試の筆記試験が免除され、
作文と面接試験になります。
※この「中学入試模試」は、聖マリア女学院中学校が実施する模試です。
明倫ゼミナールでも同日に模試がありますから、両方の受験をご希望の明倫生は、
通塾校校長にお申し出ください。
2月入試について
・国算2教科と作文、保護者同伴面接で審査されます。
「作文」が気にかかるという方もいらっしゃるでしょうか?
2018年入試のテーマは「先生」で、これまでの生活の中で、自分にとって先生(学校の先生に限らず)とは、どのような存在であったかを、印象に残っている言葉や思い出と共に、400字以内で書くというものでした。
10月20日(土)13:30~15:00、一宮カトリック教会にて、学校説明会が予定されています。
関心のある方は、ぜひ足を運んでみてください。