こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
西日本豪雨の被害の大きさに驚かされますね。
このブログでも後日扱うと思いますので、受験科生の皆さんは、ニュースを見ておいてください。
さて、今日のニュースで、北海道でサンマの初競りが行われました。
昨年を上回る不漁で、初競りのご祝儀価格とはいえ、1㎏50万円、1匹あたり7万円の値がついたそうです。
不漁の原因として、中国や台湾の漁船が公海上で5月頃から獲っていることが挙げられています。
中国では、サンマを串焼きにして、屋台で売っているそうです。
昨年も、中国や台湾の大型漁船が、公海で大量にサンマを獲っていくことが報道されていました。
しかも、サンマを獲る漁船と別で、漁船から獲ったサンマを回収して漁港に運ぶ船も使って。
4・5年生の社会で習いますが、日本のサンマ漁は、沖合漁業ですから、公海まで行くような大型船ではありません。
サンマは回遊魚ですから、排他的経済水域に入って来たところを獲っています。
夏に北海道で獲れて、南下して行き、三重県の尾鷲市では冬が旬の魚です。
南下したサンマは、脂が落ち、干物などに加工されます。
サンマの水揚げが多い漁港としては、アジ・サバとともに千葉県の銚子港を学習します。
漁獲量としては、北海道や宮城県の方が多いです。
代表的な漁法としては、棒受け網漁法でしたね。
クロマグロの完全養殖に成功しましたが、サンマも養殖の時代が来るのでしょうか。