こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
今年も私立中学校の先生方をお招きし、明倫ゼミナール教務による入試分析をお聞きいただきました。
今回は、6年生の春季オリエンテーション合宿や正月合宿の会場となっている、藤が丘のサンプラザシーズンズを会場にしました。
6年生や卒塾生の方は、写真を見ると「呉クラスの教室じゃない!?」って思いましたか?
この入試勉強会は、明倫ゼミナール受験科コース教務部の代表が、今春の入試問題について発表するものです。
保護者の方には、4月「入試分析報告会」において、入試問題の特徴・傾向と対策をお話ししました。
今回は、学校の先生方を対象の発表ですから、勉強法でなく、受験生にとって出題が適正かどうかという点もお話しします。
問題量と制限時間の関係はどうなのか?
出題意図は何なのか?その意図は受験生に伝わるのか?
設問の表現は的確なのか?
出題範囲として逸脱していないか?
地域による有利不利はないか?
など、さまざまな点で分析しています。
出題した側に対して、出題の意図を探って、問題の適不適を評ずるのですから、緊張感がありますね。
受験者の立場で問題分析をするだけでなく、出題者の立場になっても分析するわけです。
「この問題って、実は、このやり方で解くことを求めているのではないか!」
「この出題方式は、いつもと違うようだけれど、これで難易度の調整をしているのか?」
「この問題は、知ってる知らないを問うているわけではないよ!これに気づけってことじゃない?」
などなど、そういった出題意図を探ることで、我々教師の教え方も良くなります。
今回は特に私立中学校が『読解力』を重視しているであろうという点に注目し発表しました。
国語に限らず、短時間で多くの文字数を処理・理解しなければならない問題が数多く出題されていることは、4月の入試分析報告会で、明倫生の保護者の方々には紹介しました。
やはり私立中学校としても、算数であろうが、理科であろうが、社会であろうが、読解力・分析力を入学者は身に付けておいてほしいという思いはあるようですね。
発表の後は、私立中学校の先生方と明倫ゼミナールの教師の意見交換です。
学校としての出題意図や卒塾生の話を聞くことのできる貴重な時間です。
卒塾生が、入学した学校で、楽しく学校生活を送っていることやがんばって勉強や部活動に取り組んでいることを聞くと、安心とうれしさを感じます。
逆に・・・勉強に困っていたら久しぶりに明倫をお訪ねください。