こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
先日、聖霊中学校の塾向け学校説明会に行きました。
2018年入試では、志願者が543名と、昨年に比べ、70名程の増加でした。
愛知県の中学受験においては、結構な増加です。
聖霊中学校は、「VAP選考」という独自の専願入試を実施しています。
これは、エントリーシート(志望理由や保護者作文など)の提出と面談などで、VAP選考入試になるか、一般入試になるかが決まります。
VAP選考入試になった場合は、一般入試日に、国語・算数(来春は、国語が必修で、算数・理科・社会から1教科選択)の2教科学力試験を受けます。
「VAP選考入試受験者において、1月の学科試験は選抜というよりも入学へのパスポートになるもの」ということだそうです。
ですから、当然、VAP選考入試受験者が増えれば、(VAP選考受援者はまず合格しますから)一般入試は厳しくなります。
2018年入試は、VAP選考での受験者が多く、一般入試は例年よりも厳しいものでした。
2019年入試においてもVAP選考は続ける方針であり、VAP選考受験者は、基本的に受け入れる方針のようです。
VAP選考受験の希望者は増えているようですから、聖霊中学校を第一志望としている児童は、VAP選考を検討すべきです。
難しいのは、第一志望ではないが、第二志望第三志望と志望順位が高い場合です。
あるいは、現段階では、第一志望確定とまではいかない場合です。
VAP選考での受験者数によって、一般入試の難易度が左右されます。
例年なら聖霊中学校が合格したであろう受験者が不合格になったり、
聖霊中学校は不合格であったが、模試による難易度では、聖霊中学校よりも難しいとされる学校に合格したりというケースも。
今のところ、VAP選考入試要項(エントリーシート)頒布説明会は、7月7日(土)のみの予定ですから、
聖霊中学校の志望順位が高い方は、お忘れなく!
大学進学を考えた場合、推薦入試にしろ、一般入試にしろ、希望者が多ければ、競争は避けて通れません。
中学受験は決してゴールではないといういうことも忘れずに取り組んでください。