海陽中等教育学校の運営の新体制について
こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
先日、海陽中等教育学校の説明会に出席しました。
海陽中等教育学校は、新年度から新しい取り組みをします。
もちろん「建学の精神」や「全寮制」などは変わりません。
大きく変わるところとしては、「アカデミックアドバイザー制度」の導入が挙げられます。
海陽中等教育学校は、ハウスと呼ばれる寮があります。
その寮には、ハウスマスターというハウスの責任者と、フロアマスターという賛同企業から派遣された若手社員が、住み込みで生徒の支援をします。
学校での授業は、英語と数学が習熟度別クラスになっています。
英語・数学はもちろん、他教科の授業も、生徒が授業の行われる教室へ移動して受けます。
今回、海陽中等教育学校は、このシステムのさらなる充実を図るため、1コマ45分1日8限授業にし、選択授業も増やします。
これにより、生徒の選択幅が広がり、その生徒が必要としている授業を選択して受けることができます。
このシステムを確実なものにするために、サポートをするのが「アカデミックアドバイザー制度」です。
アカデミックアドバイザー制度というのは、海陽中等教育学校の学校教員1人に対して、18人程の生徒を担当し、担当する生徒について、一人ひとりに合わせた履修指導を行うことで、生徒個々の学力アップを図ります。
履修指導だけでなく、進路相談やハウスマスターとの連携もします。
つまり、全寮制の海陽では、通学制の学校でのいわゆる「担任の先生」が、ハウスマスターとアカデミック・アドバイザーの2人であるということです。従って、海陽生は、学校の授業では、教科専門の教師の指導を受け、アカデミックアドバイザーからはきめ細かな学習・進路相談を受け、ハウスでは、ハウスマスター・フロアマスターのサポートを受けながら生活することになります。
このように、海陽学園は、全寮制ならではの環境をさらに活かすことにより、授業(クラス)においては、学習・進路指導を充実させ、ハウスでは休息と自己研鑚に充てる時間を十分に取ることができるようになるというわけです。
海陽中等教育学校に興味をお持ちの方は、学校説明会等で詳しい説明をぜひお聞きください。
名古屋会場 4月22日(日) TKP名古屋駅前カンファレンスセンター カンファレンスルーム6C
10:00~12:00の部、14:00~16:00の部