こんにちは。
明倫ゼミナール私立中学受験科です。
明倫ゼミナール2018年度授業がスタートしました。
今日から初めて受験勉強に取り組むというお子様もいらっしゃいます。
小学校で習うこととの違いに戸惑うのは当然ですから、あせらないでください。
学習内容そのものよりも、テキストの語句や表現の難しさにも戸惑いますね。
大人から見れば、「テキストに書いてある」ということでも、
子どもにとっては、「何が書いてあるのかわからない」とか「どこに書いてあるのかわからない」
ということが起こります。
小学校の教科書であればすらすら読めるのに、受験用テキストになると、
たどたどしくなるということも珍しいことではありません。
そういうお子様は、まず音読の練習をすることをお薦めします。
目の前のテキストの内容からすると、「何を悠長なことを言っているの!」と思われるかもしれません。
しかし、小学生の成長は著しいですから、勉強の土台ができれば、
努力が実を結びますし、成績向上も速いものです。
逆に言えば、句読点にしたがって読むことができなければ、文意が頭に入りませんし、
読めない漢字や意味のわからない言葉が多くても書いてある内容を読み取れません。
漢字語句の問題集で勉強をすることももちろん大切です。
しかし、文章の中で使われている言葉を覚えなければ、使えるようになりません。
これは、国語の勉強の話でなく、テキストに書かれていることを読み取る力、
教師の説明を理解する力、自分の頭で(言葉を操って)考える力をつけることになりますから、
全教科に関わります。
特に受験勉強を始めたばかりのお子様は、目先の点数よりも、学習内容の理解のためのベースづくりが大切です。
そして『継続は力なり』です。