こんにちは。
今回の明倫ゼミナール中学受験ブログは、9月17日に総務省統計局が発表した、日本の高齢者人口についてです。
日本の高齢者人口は、3514万人で、全人口の27.7%を占めており、過去最多の人数・割合となっています。
90歳以上の人は206万人で、初めて200万人を超えました。
65歳以上で働いている人は、2016年の調査で約770万人で、こちらも過去最高になっています。
超高齢化社会の中で、社会保障費や医療費の増加による財政負担や高齢者の活躍の場づくりなどが課題となっています。
やってみよう!
1 高齢者とは、何歳からの人を指すのか答えなさい。
2 高齢者の割合が全人口の何%からが、「超高齢社会」と呼ばれるのか答えなさい。
3 5年に一度行われる日本の人口や年齢層などの資料をつくるための調査を何と言うか答えなさい。
4 3を行う国の役所(省庁)を答えなさい。
5 超高齢社会になる原因は、高齢者の人口が増えるだけでなく、少子化も影響している。
一人の女性が一生のうちに平均何人の子どもを産むかを示す数値を何と言うか答えなさい。
6 5の数値に関して、2017年発表(2016年出生)のものはどれか選びなさい。
ア 1.26 イ 1.44 ウ 1.77 エ 2.07 オ 2.55
7 2017年発表の高齢者の割合は、およそどれくらいか。次から選びなさい。
ア 7% イ 14% ウ 21% エ 28% オ 35%
8 高齢者人口の発表が、9月中旬に行われるのは、何の日にちなんでのことか答えなさい。
9 2050年頃には、高齢者を1.4人に支えなければならないほど、高齢者の割合が高くなると予想されており、ほぼ1人で高齢者1人を支える社会を「肩車型社会」という。
1965年頃は、9.1人で、高齢者を支えている「胴上げ型社会」と言った。
では、現在のように2人強で支える社会を何と言うか、適切なものを選びなさい。
ア 二人三脚型 イ 騎馬戦型 ウ 駕籠(かご)屋型 エ てんびん型 オ 担架(たんか)型
10 日本は、今後、少子高齢化がますます進み、社会保障関係費もますますふくらみます。一方で、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)の減少による労働力不足や消費の低迷による税収の減少が深刻な問題となります。
これを解決するためのあなたのアイディアを30字以内で書きなさい。
答え
1 65歳
2 21% 7%以上=高齢化社会 14%以上=高齢社会 21%以上=超高齢社会
3 国勢調査
4 総務省
5 合計特殊出生率
6 イ エの2.07が、人口が増加に転じるために必要な数値
7 エ
8 敬老の日 敬老の日の前日に発表されている。
9 イ
10 省略 書いてみることが大事です。
労働力を確保するために、外国からの移民を受け入れたり、ロボットを活用したりすることが考えらます。
また、平均寿命が延びていることから、定年を遅らせたり、高齢者の働く機会をつくったりすることも考えられます。
子どもの数が増えるように、安心して子育てのできる環境を整備することも大切です。
消費税を上げるのも社会保障費の財源を確保する目的があります。