こんにちは。
昨日は各校で、4年生、5年生の模擬試験が行われました。
5年生は今回の模試で初めて『志望校判定』が出ます!
「5年生の10月に志望校判定?少し早いのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、12月には海陽中等教育学校の入試が実施され、2月上旬には、ほとんどの学校の入試が終わります。
ということは、5年生にとって、「入試まで1年半」ではなく「1年と2か月」なのです。
それなのに、小学生が入試に対して「当事者意識」を持つことは難しいもの。
私たちも保護者の方から「焦っているのは親ばかり」という声をお聞きします。
今回の模擬試験での志望校判定は、その結果から受験校を決めたり、合否を占ったりするものではありません。
私立中学受験に挑む5年生に「当事者意識」を植え付けるためのものです。
結果の良し悪しよりも、勉強法の改善したり、合格への意欲を高めたりするために、テストを活かしてください!
なぜなら、受験校の組み合わせを決定するのは、6年生の秋であり、その頃の成績と、今の成績が全く違うということが、有り得るからです。
2学期に学習した分野の出来はどうだったのか?
夏休みまでの既習分野の出来はどうだったのか?
これを確認するだけでも、反省点や改善点が見えてくるのではないでしょうか。
8月のテストの方がよくて、今回の方が悪かったならば、その違いは何から生じたのか?
「夏期講習があって勉強時間が長かったからかな?」
「夏期講習が、1学期に習ったことの復習になっていたからかな?」
ということが考えられますか?
そうであれば、繰り返し復習するためにどうすればよいかを考えてみましょう。
毎週の『週テスト』は活かされているかとか、前週のチェックマーク直しを少しずつでも取り入れてみるとか。
思いついたことを実践することで、勉強時間も増えていきますね。
逆に、8月のテストよりも今回のテストの方がよさそうであれば、何が良かったのか?
それを確認し、続けたり、磨きをかけることが大切です!
入試が終わるとわかりますが、「2回連続良かった!」は、入試において、重要なことなのです!!