こんにちは。
愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。
明日からいよいよ夏季合宿です。
みなさん体調は崩されていませんか?
ちょっと緊張して来たという人もいますか?
今夜とか明日朝とか、緊張するのは当然のことです。
特に初めて合宿に参加する人は。
入試前日もだんだん緊張感が増してくるものです。
緊張するということは、それだけ意識が高まっているということ!
帰って来た時の達成感は、それに比例して大きいです!!
集合場所の校舎には、名札と明倫Tシャツが用意されています。
さて、今年は、終戦の日に合宿がありますから、合宿中にお話しする機会があるかもしれませんが、夏期講習でも質問のあったことについてお話しします。
6年生の社会で、太平洋戦争を復習している時間です。
終戦間際にソ連が参戦し、8月15日以降もソ連軍が当時の日本領に侵攻して来たということで混乱する人がいます。
「日ソ中立条約を結んでいるソ連が攻めて来た?」
「8月15日を過ぎてもソ連は攻め続けた?」
習ったばかりの頃は、気づかなかった生徒も、知識が定着してくると、気づかなかったことに気づいて疑問を持ちます。
8月14日にポツダム宣言を受け入れて、8月15日に玉音放送が流れたので、日本の終戦記念日は8月15日になっていますが、連合国軍側は、日本が降伏文書に調印した9月2日を終戦(戦勝)としています。
ドイツが降伏した時には、戦争終結を早めるためにソ連の日本侵攻は決まっていたらしいのです。
日本は、そんなことは知らず、ソ連に連合国側との講和条約の仲介を依頼していたほどです。
アメリカの広島原爆投下が影響したのか、9日には満州などに侵攻しています。
北方領土を含む千島列島でも、8月18日以降に激しい戦闘が繰り広げられ、何とか北海道侵攻を食い止めたそうです。
8月15日に戦争は終わってなかったのです。
その後の領土問題については、またの機会に。