こんにちは。
愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。
先日、三重県鈴鹿市にある鈴鹿中等教育学校の学校説明会に行きました。
今年入学した中学1年生からは、中等教育学校となりました。
説明会の会場は満席で、昨年の約2倍の出席数のようです。
中等教育学校に大きな期待を寄せていることがわかります。
多くの私立中学校が実施しているように、中学校過程の学習を約2年間で終え、中学3年生時には、高校の内容を取り入れるのですが、中等教育学校にしたことで、中学校で履修した高校の内容が高校の単位として認められるため、効率的な先取り学習を進めることができます。
そのため、6年制のメリットが最大限生かされることが期待できます。
中等教育学校に変わって、多くの保護者が期待することは、大学入試への対応であろうと思います。
多くの私立進学校がそうであるように、鈴鹿中等教育学校も主要科目の授業時間確保に努めています。
授業時間においては、週4日が7限授業、1日は6限授業。
ただし、「医進・選抜」コース(コース紹介は後日します)、週5日7限授業で、その差である1限は、医学部進学も見据えた特別講座があるということです。
土曜日に自習室を開放していることもあるようです。
在校生の三重県の魅力についてのプレゼンテーションもありました。
英語に関しては、通常授業で週7限を確保し、うち2限は、英語の総合学習とも言うべき授業と、発音を強化するため、英会話スクールBerlitzとの提携授業が含まれています。
他にもオンライン英会話(明倫ゼミナールのマンツーマン英会話「FACE」みたいなもの)を取り入れたり、GTECを全員受験させたり、海外研修は6か年のうちに2回(シンガポール、セブ島)経験したりと、英語を使う機会を設けています。
この説明会にも大学入試改革の説明を取り入れていましたが、検討されている大学入試改革は、英語において「書く・聞く・読む・話す」の4技能を検査すると言われており、ますます英語が重要視されています。
私立進学校は、英語教育に力を入れていますが、鈴鹿中等教育学校もやはり英語教育の充実を図っています。