こんにちは。
愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。
今回は、6年生になって明倫ゼミナールに入塾されたお子様の保護者の体験記です。
中学受験の準備期間としては「とても短く」、合格までは「とても長い道のり」という体験談です。
「結構できたよ、簡単だった」
滝中学校の入試の日、予想に反して、自信に満ちた清々しい顔で出てきた息子。八ケ月の短くて、長かった戦いが終わりました。
「医者になる。滝に行く!」
息子は6年生の6月から突然、受験生になりました。本人のやる気だけが頼りの遅すぎるスタートでした。今まで塾に行ったことがなく、野球と空手に夢中だった息子は、受験問題どころか、6年生で習う範囲も知りませんでした。それに加えて、中学受験の膨大な範囲、難しさに、たった八ヶ月では、やり終えられる気がしませんでした。
明倫ゼミナールの体験授業にも全くついていけませんでした。
夏休みは家で算数を中心に勉強しました。息子は、学校の算数とは全く違う難しさに、怒りながら何度も逃げ出しました。それでも必ず戻ってきて、また問題を解きました。
理科は暗記科目だと思っていましたが、物理分野の難しさを見て、そうではないことに気づきました。
明倫ゼミナールの他のお子さんの勉強量を見て、息子のスイッチが入りました。先生のアドバイスで、冬期講習までに社会のテキストを5年生からすべてやりました。理科も冬期講習明けから、すべてやりました。あまり理解できていなかった物理分野を先生に教えていただくことができ、息子の得意分野となりました。国語は、家でやる時間をほとんど取ることができませんでしたが、読書がもともと好きだったこともあり、語彙力・読解力は、ある程度培われていたようです。
先生は、いつも息子を褒めてくださったそうです。親が一番できなかったことです・・・。最後までずっと、「まだまだ伸びる!」と言い続けてくださいました。息子もその言葉を信じて、入試前日まで、理科を中心に勉強し続けました。
模擬試験での滝中学校の合格率は、ずっと20%未満でした。果てしなく遠いゴールでしたが、「最後の最後に辿り着ければいい」と思っていました。明倫ゼミナールで過ごした期間は短いものでしたが、とても濃い時間となり、息子の大きな力となりました。入試の度に、校門で朝早くから待っていてくださった先生方、あの長い長い道を息子が心細げにたった一人で歩かなくてもよかったこと、明倫ゼミナールに入れていただいて本当によかったと思いました。
息子は、この経験を通して、最後まで諦めないこと、努力し続けることの大切さを学ぶことができたと思います。
6年生から始める受験勉強はつらいことが多かったことと思います。
あきらめずに立ち向かったY君のがんばりに拍手!
親御様のサポートなしでは辿り着けなかったでしょう。
親御様に感謝!!