私立中学受験科ブログ

保護者の受験体験「中学受験~コーチの言う通り・・・~」②

こんにちは。

愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。

前回、ご紹介しました卒塾生の保護者の受験体験の続きです。

 右も左もわからない状態から始めましたが、しばらくすると様々な疑問が出てきました。素人ですので、どんな些細なことも先生に聞いていました。こんなに連日質問して迷惑ではないかというくらい。しかし、どの先生も嫌な顔ひとつせず、いつも的確に答えてくださいました。そして先生方のアドバイスの通り計画に組み込んでやっていると、しばらくして必ず先生が予測していた状態になるのです。課題が解決し、テストで成果が出る。私たちは益々先生方を信頼するようになっていきました。また、父母会の話も無駄なことなどひとかけらもありませんでした。すべてメモして、しまいにはレコーダーで録音して書き起こして学んでいきました。先生方はスポーツ選手の一流コーチのような存在でした。困ったときの砦を得ることで、親も何かあったら相談できる安心感から、子どもに余裕を持って接することができたように思います。

 自信を持って6年生に進むことができ、6年初めの目標は「秋に過去問で戦えるようにする」です。「理社倍増計画」「日曜ゼミ」「ほぼ毎月の模擬試験」で、今まで以上にタイトな予定になりましたが、それでも模擬試験前には、入念にチェックマーク直しをすることは、今まで通り計画に組み入れました。「課されたことは意地でもこなす」計画を立て続けました。

 これまでの勉強がすべてルーティーン化されていたことにより、秋からは時間的な余裕ができ、普段の勉強に加えて、過去問をどんどん進めることができました。最難関校レベルに対応できる算数の力をつけるために最後までがんばり続けました。これまでの穴のない勉強で、他教科が助けてくれた分、算数に没頭できました。

 ここまでやれば、入試も自信を持って臨めると思っていましたが、最初の入試の1週間前から緊張で様子がおかしくなりました。「完璧な準備だからこそ、失敗はできない」という思いからでしょう。得意なはずの国語で、緊張から文が頭に入らず、何度も読み返したり、今までにないくらい不出来だったりしました。

 入試が始まれば、ほぼ1週間ごとに合否結果が出ます。結果によっては、そこから気持ちを立て直さなければならなかったり。今までの「自信の貯金」はどんどん減っていきました。

 「それでも乗り越えられる強靭な精神力」が試されます。

 第一志望校の入試日は、大寒波で大雪の予報。

 「神様はどんどん試練を与えますね」

 入試の数日前、もう一度、中学受験の意義について子どもと話し合い、最後は開き直りました。乗り越えられたのは、今まで、間違いなく最高に努力してきたという「事実」のおかげだと思います。

 「合格」の2文字を見たときの感動は忘れません。

 明倫ゼミナールのカリキュラムは本当によくできています。余裕でゲームをやり続けられるほどではないですが、ちょっと工夫すれば近所の子らとソフトボールの練習をしつつ、穴のない勉強ができるようになっています。息子は天才でなく、努力型でした。入試が始まってから、メンタル面での苦労はありましたが、それでも乗り越えて、受験勉強を始めた頃は、雲の上の存在だった学校の合格を勝ち取ったのは、最高のコーチの正しい指導のおかげです。

 明倫ゼミナールと中学受験で得た経験は、必ずや彼の人生の役に立ってくれることでしょう。



 このK君のように、昨年と比べタイトなスケジュールとなり、ストレスを感じることがあるかもしれません。

しかし、昨年のスケジュールに戻してしまってはいけません。

明倫ゼミナールでは、学習相談を随時受け付けます。

新年度になり、気持ちも新たにがんばり通してきて、ちょっと疲れが出るという人もいるかもしれません。

今まで、いろんな塾生の相談にのってきた明倫の先生に、遠慮なく相談してください。

時間の使い方や家庭学習のやり方から、気持ちの高め方までアドバイスしてくれますよ。

中にはダンスをして励ましてくれる先生がいるかも!?

2024年7月

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