こんにちは。
愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。
明日は、最初の「プレミアムフライデー」です。
これは、政府と経済界が消費の拡大を狙って、月末の金曜日は午後3時頃の退社を勧めるものです。
休日前の、しかも給料日に近い、あるいは給料日と重なる月末の金曜日は、飲食、旅行、娯楽などにお金を使う機会が多いだろうということで、月末の金曜日になっています。
消費が増えると景気がよくなるということを中学受験の勉強でも社会科の経済の分野で習いますね。
アメリカでは、「ブラックフライデー」という言葉があります。
11月第4木曜日は「感謝祭」という祝日になっています。
その頃からクリスマス商戦が始まったり、州によっては翌金曜日も休日にし、木・金・土・日曜日の4連休にするそうです。
そのため、この頃の消費が増え、「黒字の金曜日」ということで、「ブラックフライデー」と呼ぶということです。
日本の「プレミアムフライデー」もこれを参考にしたらしいです。
ちなみに「ブラックマンデー」という言葉もありますが、こちらは、「暗黒の月曜日」という意味です。
1987年にニューヨークの株式市場で、株の大暴落が起こり、その影響が他の国にも及び、世界同時株安になった事件です。
さて、このプレミアムフライデーの効果はどれくらいあるのでしょうか?
金曜日の3時頃に退社できる条件が整っている企業はそんなに多くないのではないか。
多様な働き方を可能にする「働き方改革」の一環を担う面もあるようだが、金曜日を早く退社することで、休日出勤や他日の労働時間が長くなるのではないかという心配も挙げられています。
明日の報道が楽しみですね。