こんにちは。
愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生と、そのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。
2016年9月の時事としては、マザー・テレサが、聖人に加えられたということを取り上げます。
「聖人」というのは、キリスト教会が認定する偉大な人のことです。
カトリックの場合は、「2回の奇跡を起こした人」という条件があるそうです。
マザー・テレサに祈ったインド人女性の腫瘍がなくなったこと。
危篤状態にあった夫(ブラジル)のことを、妻がマザー・テレサに祈ったところ回復したこと。
この2つが奇跡と認定されたそうです。
バチカン市国のサンピエトロ大聖堂の広場で、フランシスコ法王(アルゼンチン出身)がマザー・テレサの功績をたたえ、列聖式を行い、聖人に認定しました。
マザー・テレサは、マケドニア生まれで、インドのカルカッタを中心に慈善活動を行い、ノーベル平和賞も受賞しました。
受賞のエピソードとして、晩餐会を中止した費用や賞金を貧しい人のために使うように願い出たというものがあります。
マザー・テレサは、南山講堂(南山中学校の学校説明会が開かれる講堂)で講演したこともありますよ。
やってみよう!
問題
① カトリックの主教会のサンピエトロ大聖堂がある世界最小の国を答えなさい。
② ①の国は、ある国の中にある都市国家です。そのある国とはどこですか。
③ マザー・テレサは、ノーベル平和賞を受賞していますが、ノーベル平和賞の授賞式はどこの国で行われるか答えなさい。
④ マザー・テレサが、慈善活動を行っていた国を答えなさい。
⑤ 日本にカトリックの教えを伝えた人は誰か答えなさい。
答え
① バチカン市国
② イタリア ローマ市の一角にある。
③ ノルウェー 他の賞はスウェーデン。
④ インド
⑤ フランシスコ=ザビエル