こんにちは。
愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生と、そのご家庭をサポートする明倫ゼミナール私立中学受験科です。
先日、奈良県の進学校西大和学園の寮(青雲寮)におじゃましました。
その時に、寮父さんから、東大・京大などの超難関大学に進学していく生徒について、お話をうかがうことができました。
以下は、お聞きした話をまとめたものです。
青雲寮に入ってくる生徒は、優秀な生徒さんばかりだと思います。
その中でも思うことは、「時間管理」がきちんとできる生徒さんが多いということと、それができるから優秀だと言えるのではないかということです。
限られた時間の中で、自分なりに「いつ」「何を」やるのかが決めている生徒さんは優秀ですね。
私たちに手を焼かせないというだけでなく、成績も良いですね。
もちろん、寮に入りたての1年生は戸惑いながら身につけていくことです。
中には、「寝ていても東大に受かる」というような生徒に出会うことがあります。
そんな青雲寮の先輩が寮を訪ねてくれることがありました。
先日、後輩たちに、「寝ていても東大に受かるかもしれないが、寝ていたら東大で単位は取れないよ」と話してくれました。
(努力はどんな場面でも必要だということを説いてくれたわけですね。)
先輩の言葉というものは、後輩に響きますよね。
寮生を見ていて感心するのは、例えば、寮には卓球台がありますが、中1生優先にしていることです。
中1生が使っている時は、他の学年の生徒は、見ていますし、または、異学年で一緒にやっていることが多いです。
ずっと寝食をともにしていますから、実の兄弟みたいなものですね。
(実の兄弟みたいなものですから、ちょっとしたいさかいは起こります。問題が大きくならないように、早期に、先生、場合によっては保護者にも来てもらって対処しています)
人間的な成長と成績の向上は関係がありますね。
今回の見学では、いつも寮生を間近で見ている寮父さんのお話を聞けたことが良かったです。
また「寮の大事な生徒たち」という気持ちを感じました。