こんにちは。
東海中学校、南山中学校をはじめ、愛知県の私立中学校や県外難関中学校の受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする明倫ゼミナール私立中学受験科です。
明倫生と保護者の方とともに海陽中等教育学校の学校説明会に参加しました。
朝8時30分、明倫ゼミナール一社校に集合し、明倫バスで約1時間30分の道のりでした。
10時から学校の受付開始になりますから、少し早めの到着になるかと思いましたが、高速道路を下りてから渋滞になり、ちょうどよい時刻の到着となりました。
音羽蒲郡ICから海陽学園までは、のどかなみかん畑があります。
前回は渋滞することがなかったので、みかん畑を見るだけでしたが、今日は渋滞のおかげで、ハウス内のイチジク畑を車窓からじっくり見ることができました。
イチジクの木は大きくなりますから、自然のままにしておくと、実が高いところになって手入れや収穫がしにくくなります。
そのため、幹を上に伸びるのでなく、横に伸びる、つまり地面に這わせるように育てます。
「はじめて見た」という人も多いですね。
ちなみに、愛知県のイチジク生産量は、全国生産の20%弱で、全国1位ですね。
海陽学園に到着し、まず、学校説明会を聞きました。
やはり海陽学園の特徴は、「全寮制男子校」であるということ!
教室内での教育だけでなく、ハウス(寮)を含めた学校全体での教育、「場がもたらす教育」です!!
ご存知の方も多いかと思いますが、海陽学園の施設はすばらしいです。
図書館 ゲーム・スマホがないからか、本を読む生徒が多い。
しかし、贅沢な空間で、贅沢な生活をさせるものではないというお話がありました。
欧米のボーディングスクール(寮制の学校)は、貴族が、家や財産を守ることのできる子どもを育てるために、豊かな家庭から離し、耐乏生活をさせながら学ばせたことものであり、海陽中等教育学校のハウスも教育の場であり、制約のある中で人間的に成長する場であるということです。
ハウス内の自習空間 個別指導もしてもらえます。 部屋は個室
ある生徒の部屋の扉に貼ってある「誰か5時に起こして!!」の貼り紙。
テスト期間に、朝、テスト勉強するための策のようです。楽しそうですね。
休暇期間もハウスに居たがるという話も頷けます。
また、協賛企業から講演者を招いた講演会やキャリア講座、企業見学など、海陽学園らしい教育も紹介されていました。
卒業生(第一期生)の言葉も紹介されました。
「最も恐れることは、海陽がただの進学校になってしまうこと」という言葉が印象的でした。
東大・京大や海外の名門大学への入学ができることは、重要なことではあるが、それだけでなく、次世代のリーダーにふさわしい人材育成に海陽学園の良さがあるということでした。
学校説明の後は、昼食と学校見学がありました。
本日の昼食です。
今春の入学者のうち44%(50名)は東海地区からということです。
6月6日(月)10:00から、海陽学園のホームページで、「夏の体験入学」の受付が始まります。
4・5・6年男子対象(保護者の方の宿泊もできます)の1泊2日の体験入学です。
詳細は、海陽学園のホームページをご覧ください。