こんにちは。
愛知県の私立中学校受験や県外難関校受験をお考えの小学生と、そのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。
明倫ゼミナール「中学受験ブログ」の『私立中学校部活動自慢』にと、南山中学校男子部から奇術部をご紹介いただきました。
南山中学校 男子部 からは、奇術部を紹介します。
「奇術部」とは、マジック(手品)を研究・実践するクラブです。
学校の部活動としてはたいへん珍しいものですが、本校では伝統あるクラブの一つです。
文化祭での発表の他、普段は各種イベントに招かれてマジックショーを行ったり、福祉施設で慰問公演を行わせていただいています。現在、部員は22名。
普段の活動は週4日で、テーブルマジックやステージマジックの練習をしています。串刺しマジックや空中浮遊など、かなり大がかりなものもやっています。
奇術部の部長と副部長(ともに高校二年生)に話を聞いてみました。
カードマジックをする部長・副部長
自分たちは中学一年生のときの「体験入部」で雰囲気がよくって興味を持ちました。
「本物を体験してみたい」と思ったことが入部の決め手でした。
最初から奇術部に入りたいから南山男子部を選んだ、という人もいます。
奇術部は文化部だけどアクティブで、なかなか中高生では体験できないような経験をすることもあります。
お客さんとの接し方など厳しく指導されてなかなか辛いこともあるけれど、それを乗り越えると楽しくなります。
多くの人の前で堂々と演技をするので、自分に自信がつきます。
プロのマジシャンの方にも指導を受けることがよくあります。
先日は、《スペインの鬼才》といわれる、ミゲル・アンゲル・ゲアさんというテーブルマジックの世界的な第一人者にきていただき、カードの扱い方やマジックの上達のこつ、演技の向上のこつなどを伺いました。
スペインのマジシャンから指導を受ける南男生
老人福祉施設などの慰問公演を通じて、今の福祉の問題を見ることもあり、社会勉強になる事も多いです。
そして、何よりもそうした方々に喜んでもらえるのは、本当に嬉しいです。
慰問先でマジックを披露する南男生
また、様々なイベントに出演することで、たくさんのお客さんの前で演技をすることができ、人との接し方の勉強にもなり、技術的にも修行になります。
夏休みには毎年伊勢で合宿を行います。部内でマジックの発表大会を行い、そこで厳しい講評が行われます。先輩から愛のある批評をいただくので、中学生のなかにはこれがイヤだなぁという人もいます。でも、それでみんな向上するのです。
9月の文化祭では皆さんの目の前でテーブルマジックもやるし、大きな講堂で大がかりなステージマジックも披露します。
ぜひ見に来て下さい。
文化祭では大掛かりなマジックショーも
中学一年生に先輩はどう?と聞いてみたら、「先輩は技術的にも凄いし、人として尊敬できる!」と言っていました。
南山男子部の部活動では、おだやかで優しい先輩たちが温かく指導をしてくれます。
男の子たちにとっては、先輩や後輩と接することで学ぶこともとても大きなものです。
南山男子部の奇術部は、7月24日(日)の14時15分から、私立中学フェア(名古屋駅ミッドランドスクエアB1アトリウムにて)でも公演をいたします。
ぜひこちらにもお越しいただき、華麗なマジックショーをお楽しみください。
以上、南山中学校男子部からの『奇術部』紹介でした。
私立中学校高等学校ならではの特色ある活動ですね。
そして、マジックの技そのものだけでなく、お客さんにどう楽しんでもらうかについても真剣に取り組んでいるのですね!