こんにちは。
東海中学校・南山中学校をはじめ、愛知県私立中学校や県外難関中学校受験をお考えの小学生や、そのご家庭をサポートする明倫ゼミナール私立中学受験科です。
さて、今回は、卒塾生のお父様の体験記をご紹介します。
「ボクとオカンと時々オトン」
第一志望の南山中学受験の前日、単身赴任先である大阪から帰宅した私は、息子を見て「神様はいないのか・・・」と恨みました。39度の熱と激しい咳、息子は肺炎になっていました。翌日は、解熱剤を飲んで試験会場へ向かいました。
南山男子を第一志望としながらも、その前の入試に失敗し、もう後のない「背水の陣」で臨む息子へ「何故こんな試練をお与えになるのか?」と本当に悲しくなりました。
試験会場に到着すると、明倫の先生方が出迎えてくださいました。中でも息子にとって心強かったのは、担当してくださった北村先生の姿でした。入塾を検討するときから息子に対して本当に親身になって接していただきました。息子に合った勉強法を一緒に考えていただき、北村先生がいたから明倫に決めました。その先生の励ましの言葉を最後の「後押し」にして会場に入っていきました。
息子は小学校2年生から私の影響で野球をやっていました。土日はひたすら野球をやる生活から、5年生になった頃、中学受験の存在を知り、「勉強をがんばる」と言い出しました。二足のわらじはたいへんなことであり、中学受験が、それでやれるほど簡単なものではないと容易に想像がつきました。
いくつかの塾の入塾テストを受け、明倫にお世話になろうと決めました。息子のそして我が家の戦いがスタートしました。単身赴任であった私は週末に帰宅するのみ、まさに「ボクとオカンと時々、オトン」の生活です。明倫の先生方は、ある意味「父親代わり」の存在でいてくださったのかもしれません。
息子の成績は、正直言って激しく波があり、何が実力なのか掴めない状況でした。
6年前半のアタックテスト(模擬試験)では、偏差値50を下回り、「受験すらできないのでは?」と考えなければならないほどでした。
そんな中、北村先生からの「『獅子奮迅』への取り組み」という起死回生の提案をいただきました。息子の成功はこの取り組みによるところが本当に大きかったと感じています。机に向かう姿勢も変わり、集中力が高まり、結果、最後のアタックテストでは、「南山中学校男子部合格率80%以上」というところまで上昇しました。
人それぞれに合った勉強法というものがあると思います。
そして何よりも、「目標に向かう気持ちをどれだけ強く持てるか」「あきらめないことの大切さ」そういった大事なことを何より親身に指導してくださった明倫と、すばらしい先生方に本当に感謝しています。
題の「ボクとオカンと時々オトン」は、リリー・フランキーの「東京タワー~オカンとボクと、ときどきオトン~」を意識してのことと思います。「ボクと~」とお子様を最初に持ってきたところに、お子様を一生懸命応援してきた姿がうかがえますね。
「『獅子奮迅』への取り組み」は、気持ちの浮き沈みが成績に出やすいこのお子様に対して、落ち込む余裕を与えず、「やるしかない!」という気持ちにさせるために、北村先生がこのお子様用に個別に与えた課題です。
北村先生を信じて、よくやり切ってくれたことに塾としても感謝ですね!