こんにちは。
東海中学、南山中学をはじめ、愛知県の私立中学受験や県外難関校受験をお考えの小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。
明倫ゼミナール受験科では、4月10日に、今春の中学入試についてお話しする『入試分析報告会』を開催しました。
熱心な保護者ばかりで、会場は満席です。ありがとうございました。
愛知県の受験者数は、全体としては若干減少しています。しかし、南山中学校女子部のように受験者数が大きく増えた学校や、受験者数は減少しても実質倍率が上がっている学校があるため、受験者が減ったことで易しくなったとはいえない状況でした。
こういった入試概況の他に、国語・算数・社会・理科の教科別問題分析と対策を、「塾での勉強」と「家庭学習」の両面に渡ってお話ししました。
その一部を、以下にご紹介します。
国語科から。
「文章読解力を試す出題はもちろんだが、語彙力や表現力を試す出題も多い。小学生だからといって日常会話レベルの語彙力でなく、入試問題に対応できる語彙力を養わなければならない」
算数科から。
「毎日の計算練習により、計算力が高まるだけでなく、努力を継続できるようになる。また、算数の問題に取り組むこと、深くやり直しをすることで思考力が高まる。結局、勉強を通して、今後の人生を切り開く能力が養われる。」
社会科から。
「難関校は、どの学校も1問あたりにかけられる時間が短い。普段の勉強においても「できれば良い」という勉強ではなく、「速く正確に答える」練習が必要。また、別の角度からの出題や時事に絡めた出題があるので、日頃から、丸暗記をするのではなく、広く関心をもち、さまざまなことに疑問を持って学ばなければならない。」
理科から。
「理科で学んだ知識が、普段の生活では、どんなところに使われているのか、日常目にする現象と学んだことを結びつけて考えることができるかなど、テキストの知識を覚えるだけではなく、理科的な視点を養う必要がある。他教科も同様だが、丸暗記でなく原理・原則を理解することが大切」
春休み中の学習成果を測定する模擬試験
中学入試の問題は、「公立小学校で使う教科書の内容が学習できておればよい」などというレベルではありません。さらに難関校においては、知識が頭に入っているだけでなく、それを応用する力も求められます。
明倫ゼミナールの授業は、単なる知識の伝達に終わらぬように、生徒自らがさまざまなことに対して疑問を持ち、原理を考える『思考力学習』を実施しています。家庭学習においても、問題を解いて正解すればそれでよしとせず、「なぜ、そうなるのか」「別の角度から考えると、どうなるのか」など、考えを発展させる指導をしています。