みなさん、こんにちは。
今回の中学受験ブログは、名古屋中学校の森田祐二教頭先生から、明倫ゼミナール生へのメッセージです。
【明倫ゼミナール生の皆さん、こんにちは。
今日は、名古屋中学校に進んだ皆さんの先輩たちの取り組みをお知らせしようと思います。
皆さんが大学を受験する頃には大きく大学入試が変わっています。今あるセンター試験に変わる新大学入試では、記述式の出題、英語の多技能を評価する問題の導入など、学力を多面的・総合的に評価するようです。中学段階からその変化に対応し、対策を講じることのできるのは中高一貫校だけです。
名古屋中学校は新大学入試に向けてまず英語多技能試験に対応できる力を育成したいと考えています。
具体的にはGTECのスピーキングテストを中学から受験し、英語の4技能全てを強化します。
昨年度中学3年生がスピーキングテストを受験したときの様子が2月1日の中日新聞で報道されました。
受験した学生は、「スピーキングテストは意見を伝える練習になり、留学するときに役立ちそう」と答えていました。
また同じく中学3年生が名古屋大学でイングリッシュキャンプを行った模様も3月31日の中日新聞で報道されています。
名古屋大学工学部を会場とし、名古屋大学で学ぶ留学生(フィンランド、カザフスタン、チリ、コートジボアールなど)と減災、環境、エネルギーをトピックとして意見交換をしました。
これらの取り組みはグローバル化に対応する文部科学省の英語教育改革を受け実施しているものです。
中高一貫校だからこそ、中学段階からこのような大学入試の変化に対応できるのです。
また名古屋中学校・高等学校は文部科学省により2016年度スーパー・グローバル・ハイスクール(SGH)アソシエイトにも指定されました。SGHとは将来、国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成を目標とする学校のことです。
こんなグローバルな視点を持った中学校、名古屋中学校で学んでみませんか。
明倫ゼミナール生の皆さん、まず国算社理の勉強は明倫ゼミナールでしっかりやって、名古屋中学校・高等学校で英語の技能を身に付け、国際社会で活躍するリーダーを目指しましょう。】
まだまだ未定の部分もありますが、2020年度から大学入試センター試験を廃止し、グローバル社会で求められる思考力・判断力・表現力を測ることを目的とした「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」が実施される予定です。
私立六年一貫校は、森田先生もおっしゃるように、この変わっていく大学入試に対応する時間がありますし、学校の素早い対応も期待されています。
グローバル社会で活躍するためには、「主体性」「多様性」「協働性」が必要だとも言われています。
留学生と交流できる名古屋中学校の「イングリッシュキャンプ」は、この点でも有意義な取り組みだと思います。
また、私立六年一貫校の多くが、在学中に留学できるようにしているので、それに参加するのも有効でしょう。
私立中学受験をめざす皆さん、志望校合格を勝ち取って、すばらしい教育環境で学び、国際社会で活躍できる「人財」になってください!!