こんにちは。東海中学校・南山中学校をはじめ、愛知県の私立中学校や県外難関中学校受験をめざす小学生とそのご家庭をサポートする、明倫ゼミナール私立中学受験科です。
大学受験部に在籍の明倫生から、名古屋大学や大阪大学に合格したという声が聞こえる時期になりました。
合格者の中には、高校生になってから入塾してくれた生徒はもちろんのこと、明倫ゼミナールに小学生や中学生の頃から通っていただいている生徒も数多くいます。
そんな生徒たちが「大学に合格した」と聞くと、月日の経つ早さを感じないではいられません。
大学受験に挑戦する受験生(高校3年生)と私立中学受験に挑戦する受験生(小学6年生)との違いの一つは、「自分を客観視できるかどうか」ということです。
高校生になると、「自分に足りないものは何か」「目標を達成するために、この先、どんな勉強を、どれだけの時間すればいいのか」ということを、ある程度自分で客観的に判断して行動できるようになります。逆に言えば、それくらいできないと、大学受験を志す者としては失格でしょう。
その点、小学生は、なかなか自分の学習状況を自分で把握することができません。そのため、周りはやきもきしているのに、本人には全く危機感がないということがよくあります。
そこで、小学生には、『本人のがんばり』を客観的な結果として見せてあげことが必要になります。そのことによって、学習方法の改善を図る必要性を、理解してくれるからです。
明倫ゼミナールが毎週実施している「週テスト」は、塾での一週間の授業と宿題がテスト範囲になっています。配付される成績表は、受験者の得点や偏差値の表示はもちろんのこと、一問一問の正誤と受験者全体の正答率も表示されています。それを見れば、どの問題を優先してやり直すべきかが一目でわかります。
週テスト成績表
範囲が一週間分と短いので、努力が結果に結びつきやすく、やる気を起こすきっかけになります。また、勉強の状況が悪いまま、本人や周囲がそれに気づかず、そのまま放置してしまうということも起こりません。
「毎週テストがあると、テストに追われてしまって、落ち着いた勉強ができないのではないか」と心配される方も、中にはいらっしゃいます。
しかし、毎週、範囲の広い模擬試験を受けるわけではありません。
確認テストは、あくまでも『一週間分の学習内容の確認』ですから、「こまめに出来をチェックし、復習してから次に進める」というメリットの方がずっと大きいのです。
範囲が狭い分、やり直す量も多くありません。
毎日の積み重ねが大事だとよく言われます。
ですが、時折チェックをしないと、特に小学生の場合は、知らず知らずのうちに勉強のやり方が雑になってしまうものです。
中学受験をめざす方は、受験勉強と習熟度チェックを、必ずセットとしてお考えください。