『受験科時代の夏休み』
今春、南山中学校女子部に入学した八事校卒塾生のM.Aさんに、中学受験について、色々とお話をお聞きしました。
受験生の参考になる話ばかりですよ。
― 現在、明倫の後輩は、夏期講座の真っ最中ですが、M.Aさんは、1年前はどんな気持ちで夏期講座に臨んでいましたか?
6年生の夏休みは、「自分が受験をするために、夏期講座や夏季合宿に参加する!」という気持ちで取り組めたと思います。講座や合宿で行われたテストで、座席が替わりましたよね。座席が後ろになると悔しくて・・・。わかったつもりになっていただけだったり、ミスで点を落としたり、時間切れで、できる問題に手を出せなかったりして、大きく下がった時もありました。
― 1回のテストで、20人くらいの塾生に抜かれた時ですね。内なる闘志を燃やしたわけですね。 挽回するためにどんなことに取り組んだのですか?
一度やった問題がまた出て来た時には、必ずできるようにしておくことです。そのためには、ただ問題をやり直すだけでなく、「本当に自分はわかっているのか?」と常に自分に問いかけるようにしました。ただでさえ遅いのに、もっと遅くなって、「夏期講座復習ノート」がなかなか進みませんでしたけど。 速く問題を解けるようになるために、計算練習では時間を計りました。毎回、計算にかかった時間を記録するようにしました。十数分かかっていたのが、10分を切った時はうれしかったですね。
― 夏季合宿では、何が一番印象に残っていますか?
エンドレステストです。正答率が悪くて、なかなか抜け出せなかったことを覚えています。この時はちょっと苦しかったかな。
― 合宿はつらかった?
夏期講座も合宿も嫌ではなかったです。合宿だけでなく、受験勉強も苦しいとかつらいとか考えなかったです。 苦しいと思うよりも、目の前の勉強に集中しようと心がけました。 でも、一緒に勉強している人に抜かれるのは「悔しい!」と思いましたけど。
― すばらしい!!「苦しいと思うよりも、目の前の勉強に集中しよう!」 この言葉、ぜひ後輩に伝えたいですね。
この後、八事校で夏期講座を受講している小6受験科生にエールを送ってくれました。
「たいへんだと思いますが、復習ノートを10冊はやりましょう。10冊超えないと、夏にがんばったという感じがしないので、すっきりしませんよ」