質問で一番多いのは、やはり算数です。
「授業ではわかったのに、家で宿題をやってみたら、できなかった・・・」と苦笑いしながら教えてもらっている光景をよく見かけます。
でも、わからなかったことを放置せず、解消しようとする姿勢は、称賛に価します! 「個別学習」という個別指導の時間は、理科・社会の授業後にあります。
この個別学習のよいところは、「質問して帰る」ということでなく、その場でもう一度やり直してみるということができる点です。
子どもたちにとっては、お弁当を持たせてもらえることも楽しみのようです。みんなで食べる楽しさと、親という最も身近な協力者の存在を実感できるうれしさを味わえるからでしょう。
教師は、質問に答える前に、まず、生徒にノートを見せてもらい、どこまでがわかって、どこからがわからないのかを本人の口から説明させます。
生徒本人に説明させることで、質問者は「自分は何がわかっていないのか」ということをはっきりと自覚し、聞くべきポイントを絞ることができますから、何度も同じ質問しなくても済むようになります。
時には先生がまだ何も答えていないのに、「わかった!」と自力で解決してしまう場合もあります。自分で説明しているうちに、頭の中が整理されていったのでしょう。こうなると、自力で解けるようになったのですから、自信もつき、取り組む意欲がますます湧いてきます。
受験勉強を始めたばかりの方から、「わからないことが多すぎて、何から質問してよいかもわからない」 という声をよく聞きます。
次回は、そんな状態をどう乗り越えたのか、卒塾生の例を交えながらお話ししたいと思います。
5月10日(日) 受験科父母会を開催しました。
多くの方にご来場いただきまして、ありがとうございます。
夏期講座・夏季合宿、家庭学習、テストの活用など、多くのお話をさせていただきました。
ご父母の皆様もお疲れになったかと思います。熱心にお聴きいただき、ありがとうございました。
京大合格者数日本一の西大和学園から、東教頭先生にお越しいただき、西大和学園の教育についてお話ししていだだきました。後日、ご紹介したいと思います。