多くの学校は、10月に2学期中間テストがおこなわれると思います。
今回はテスト対策として、7~9月の時事問題を掲載します。
時事問題がテストに出る人は要チェックです!
【2020年7月~9月の時事問題】(新型コロナウイルス関連には★がついています)
・7月1日
全国の小売店でプラスチック製レジ袋の有料化がスタート。深刻化するプラスチックごみによる海の汚染や地球温暖化を防ぐことが狙い。
・7月1日
中国政府が香港への統制を強める「国家安全維持法」が成立。中国の全人代常務委員会は6月30日、「香港国家安全維持法」を全会一致で可決し、即日施行。
7月1日は、香港がイギリスから中国に返還された記念日で、例年なら、民主派団体の大規模なデモが行われるが、法律の成立を受け、解散を表明する団体が出るなど、すでに民主化運動の委縮が広がっている。
・7月5日
任期満了に伴う東京都知事選は即日投開票され、無所属現職の小池百合子氏(67)が再選した。
・★7月8日
ドナルド・トランプ米大統領は、国連(UN)に対し、世界保健機関(WHO)からの脱退を正式に通知した。米当局者が7日、明らかに。トランプ氏はWHOの新型コロナウイルスへの対応を厳しく批判し、脱退の意向を示していた。
・7月16日
将棋の藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)に挑戦している第91期棋聖戦5番勝負第4局が行われ、藤井七段が勝ち、対戦成績3勝1敗として初タイトルとなる棋聖を奪取した。17歳11か月でのタイトル獲得となり、1990年棋聖戦で当時18歳6か月の屋敷伸之九段(48)が樹立した史上最年少記録を30年ぶりに更新した。
・★7月22日
新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に立たされている観光業界に対する政府の支援事業「Go To トラベル」が22日、スタート。東京発着の旅行を対象外にしたり、キャンセル料の補償を表明したりと混乱が続く中、静岡県内の観光関係者からは誘客効果に期待しつつも「感染をさらに広げる恐れもあり、時期尚早では」と不安の声も聞かれた。
・8月13日
ドナルド・トランプ米大統領は、アラブ首長国連邦(UAE)とイスラエルが国交正常化に向かうことで合意したと発表。トランプ政権の仲介によるもの。
・8月20日
棋聖に続き、王位も奪取し高校生二冠となった藤井聡太二冠。同時に八段にも昇段が決定。
・8月25日
安倍晋三首相は、この日2012年の政権復帰から2020年8月24日で連続在職日数が2799日となり、佐藤栄作を抜いて歴代単独1位となったことについて「政治は、その職に何日間在職したかではなく、何を成し遂げたかが問われる」と述べた。
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その後、安倍首相は、28日夕方の会見で持病の潰瘍性大腸炎が再発したことを明らかにし辞任する意向を表明した。
・8月29日
米公民権運動の黒人指導者、故マーチン・ルーサー・キング牧師が57年前の1963年8月28日に「私には夢がある」と演説した「ワシントン大行進」を記念した集会が28日にワシントンで行われた。数千人の参加者は、警官による黒人への暴行や銃撃事件が相次ぐ中、具体的な差別解消策を示さずに「法と秩序」ばかりを強調するトランプ政権に抗議の声を上げ、首都を行進した。
・9月3日
今年7月に日本の貨物船がモーリシャス沖で座礁した事故では1000トン以上の重油が流出し、マングローブなどの生態系への影響が懸念される。日本政府は国際緊急援助隊を派遣しているが、小泉進次郎環境大臣は3日、モーリシャスのラマノ環境大臣とオンラインで会談し、環境を保全するために、引き続き全力で支援していく方針を伝えた。
・9月4日
日本政府などの提案で開かれた気候変動に関するオンラインの国際会議で、小泉進次郎環境大臣は石炭火力発電所を原則、輸出しないとする「脱炭素」をアピールした。
・★9月8日
観光庁は観光需要喚起策「Go To トラベル」のうち、お土産や旅行先の飲食店などで使える「地域共通クーポン」事業を10月1日に始めると発表。旅行代金の15%分を発行する。先行導入した35%分の代金割引と合わせ、旅行費用の半額を補助する同キャンペーン支援策が出そろう形。
農林水産省も8日、飲食店への支援策「Go To イート」キャンペーンのうち、プレミアム付き食事券の発行について、同日から飲食店の登録を開始すると発表。地域によっては早ければ9月中旬から食事券の販売が始まる見通し。
「プレミアム付食事券」は、各地域の登録飲食店で代金の代わりに利用することができる食事券。購入金額の25%が上乗せされる仕組みで、10,000円分の商品券を購入すると12,500円分の食事券として使用することが可能に。
・9月9日
安倍晋三首相(65)の後継を決める自民党総裁選(14日、投開票)が8日、告示され、石破茂(いしば しげる)元幹事長(63)、菅義偉(すが よしひで)官房長官(71)、岸田文雄(きしだ ふみお)政調会長(63)の3氏が立候補した。党内最大派閥の細田派など5派閥の支持を受ける菅氏が有利に戦いを進め、岸田、石破の両氏が追う展開となりそう。
・★9月9日
コロナ危機が本格化した4~6月期の国内総生産(GDP)の2次速報は、物価の影響を除いた実質(季節調整値)で前期(1~3月)比7.9%減、年率換算では28.1%減との発表。マイナス成長は3四半期連続。先月公表の1次速報(年率27.8%減)から下方修正され、記録的な落ち込み幅がさらに広がった。内閣府が8日公表。
4~6月期は、緊急事態宣言が出た影響で経済活動が急速に縮小。成長率のマイナス幅は1次速報と同様、リーマン・ショック直後の2009年1~3月期の年率17.8%減を大きく上回り、事実上、戦後最悪の落ち込みとなった。
・9月12日
トランプ米大統領は11日、イスラエルとバーレーンが国交正常化に合意したと発表。イスラエルは8月13日にアラブ首長国連邦(UAE)と国交正常化に合意したばかり。11月の米大統領選を前に外交成果を急ぐトランプ政権の仲介で、「対イラン」では一致するイスラエルとアラブ諸国の関係改善が進んでいる。
・9月13日
現地12日の「全米オープン」大会(アメリカ・ニューヨーク)女子シングルス決勝で、大坂なおみ選手が、2年ぶり2度目の優勝を飾った。
大坂選手は大会中、人種差別反対の意思を示す黒いマスクを着けて、試合が行われるコートに向かったことも話題に。
・9月14日
自民党の総裁選が行われ、菅義偉(すが よしひで)官房長官(71)が新総裁に選ばれました。総裁選挙は、国会議員票と都道府県票合わせて535票をめぐって争われた。
結果は、菅官房長官が377票、岸田文雄(きしだ ふみお)政務調査会長が89票、石破茂(いしば しげる)元幹事長が68票を獲得。菅氏が7割を超える票を得た。16日に国会で行われる首班指名選挙を経て、総理大臣に就任する見通しに。
・9月16日
菅義偉(すが よしひで)新内閣が16日に発足。菅新首相は官房長官として支えた安倍晋三内閣の政策を踏襲する方針を表明、財務相や外相など主要閣僚を再任した。
菅新首相は官房長官時代に取り組んだ縦割り行政の改革を進め、各省庁から人材を集めてデジタル庁を設置することなど独自の政策に取り組むことも訴えている。携帯電話料金の値下げや地方経済の活性化などにも注力する考え。
デジタル庁は来年の通常国会でIT基本法の改正案など複数の関連法案を提出し成立させたい考えで、最短で2022年4月の発足を目指しているとのこと。