夏休みが終わり2学期が始まりましたね。
2学期は各学年の重要単元を履修します。入試に狙われやすい単元が目白押しですが、それだけ難しく感じるところです。
夏休み気分を引きずってのんびりしていると、後で取り返しのつかないことになりますよ。
早めに2学期の定期テストの準備をおこなって、ライバルに差をつけていきましょう!
【2019年7月~2019年8月の時事問題】
・7月6日
大阪府の「百舌鳥・古市(もず・ふるいち)古墳群」が、世界文化遺産として登録されることが決定。
これらの古墳は、当時の高い造築技術を示し、歴史を物語る物証として顕著な特徴があると認められた。
これにより日本の世界遺産は文化遺産が19件、自然遺産が4件に。
・7月20日
人類が初めて月面着陸をしてから50年となり、アメリカ各地では記念のイベントが開かれた。
アメリカのNASAが開発したアポロ11号は、1969年7月20日に人類史上初の月面着陸を果たし、2名の乗組員が21時間30分滞在した。
・7月21日
参議院選挙の結果、与党の自民党と公明党は、改選議席の過半数を上回る71議席を獲得したが、憲法改正の発議に必要な参議院全体の3分の2(改憲勢力3分の2)を維持できず。
また、選挙区の投票率は48.80%ととなり、国政選挙としては戦後2番目に低い投票率に。
各党の獲得議席は以下の通り。
- 自民党 57議席(選挙区38、比例代表19)
- 立憲民主党 17議席(選挙区9、比例代表8)
- 国民民主党 6議席(選挙区3、比例代表3)
- 公明党 14議席(選挙区7、比例代表7)
- 共産党 7議席(選挙区3、比例代表4)
- 日本維新の会 10議席(選挙区5、比例代表5)
- 社民党1議席(比例代表1)
- れいわ新選組 2議席(比例代表2)
- NHKから国民を守る党 1議席(比例代表1)
- 無所属 9議席(選挙区9)
★2019年の参議院選挙では、比例代表に「特定枠」の制度が新たに導入。
特定枠は、候補者個人の得票に関係なく、政党が決めた名簿の順位にしたがって当選者が決まるという制度で、候補者の選挙運動は認められていない。今回の選挙では、自民党は合区の影響を受けた候補者を、れいわは選挙活動が難しい候補者を特定枠に指定しました。
総務省が発表した個人の得票数は以下の通り。
自民党 三木亨氏1万6171票
自民党 三浦靖氏 3308票
れいわ新選組 舩後靖彦氏 4165票
れいわ新選組 木村英子氏 5211票
・7月26日
EU離脱をめぐる混乱の責任をとって辞任したイギリスのメイ首相の後任に、EU離脱強硬派のボリス・ジョンソン氏が選ばれた。
イギリス保守党の党首となったジョンソン氏は首相就任の演説で、10月末までに確実に離脱する姿勢を鮮明に打ち出した。
ジョンソン首相は、合意なき離脱も辞さない構えを示しており、反対する閣僚が辞任するなど、今後のイギリスの動向に注目される。
・7月30日
厚生労働省の発表によると、2018年の日本人の平均寿命は女性が87.32歳、男性が81.25歳と過去最高に。
平均寿命が前年より長くなったのは7年連続。
・8月2日
参議院選挙の結果を受け、第199臨時国会が開催。
この臨時国会では、5月に即位した天皇陛下が国会で初めてお言葉を述べられた。また、参議院の議長に自民党の山東昭子氏、副議長に立憲民主党の小川敏夫氏が選出。
臨時国会の会期は8月5日までの5日間。
・8月2日
INF(中距離核戦力)の全廃条約が失効。この条約は、アメリカとソ連(ロシア)のINFを全廃するための条約で、1988年6月1日発効したが、2019年2月にアメリカのトランプ大統領が条約の破棄をロシアに通告していた。
32年間にわたり核軍縮の流れを作ってきた条約が失効したことにより、国連のグテーレス事務総長は「世界は核戦争を抑止する重要な条約を失うことになる」と強い懸念を示した。
・8月3日
政府は、輸出管理の優遇対象国※から韓国を除外すること決定。これまで韓国側はこの議論に強く反発し撤回を求めてきたが、政府は安全保障上、必要な輸出管理の見直しだとしている。
韓国側では徴用工の問題の報復措置と捉えられており、報復合戦にならないかという懸念がもたれている。
※ホワイト国と呼ばれていたが、経済産業省は名称の見直しをし、「グループA」と呼ばれることになった。
・8月24日
韓国政府は日本とのGSOMIA(ジーソミア:軍事情報包括保護協定)を延長せずに破棄することを決めたと発表。
軍事情報包括保護協定(GSOMIA)は、2016年に締結され、1年ごとに延長されていたが、輸出管理の優遇対象国から韓国を除外する決定によって、両国の安全保障協力の環境が変化したとしている。
「GSOMIA」の締結後、日韓では29件の情報を共有しており、2017年に北朝鮮が連続して弾道ミサイルを発射した時には19件の情報が共有され、弾道ミサイルの分析などに活用された。
・8月24日
ブラジルの国立宇宙研究所によると、南米にある熱帯雨林のアマゾンでは、森林火災が記録的なペースで増加。
アマゾンの熱帯雨林の3分の2以上があるブラジルでは、開発優先で森林保護に消極的な姿勢が森林火災を助長していると、世界各国から非難が上がったため、軍を派遣して消火活動に当たるとしている。
また、ボリビアでは3週間にわたって大規模な森林火災が続き、非常事態宣言を出して消火活動にあたっています。
2学期は学校行事も多く、勉強に集中できない時期もありますが、テストや入試によく出る重要な部分が出てきますので、計画的に学習を進めてくださいね。