ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
10連休を有効に活用し、中間テストの勉強を進められましたか?
今回は連休前後の4月~5月前半の時事問題をご紹介します。
「毎回、テストに時事問題が出題される!」という方は、ぜひ参考にしてください。
【2019年4月~2019年5月の時事問題】
・4月1日
政府は新たな元号を「令和(れいわ)」と決定。
5月1日の皇太子さまの新天皇即位に合わせ、同日午前0時に元号が平成から改まる。
日本最古の歌集である「万葉集」が由来で、歌人の大伴旅人(おおとものたびと)の文章から引用。
元号の典拠が日本古典(国書)となるのは初めてのこと。
・4月9日
麻生太郎財務相が、一万円、五千円、千円の紙幣と500円貨幣を全面的に刷新すると発表。
現在の紙幣は2004年に発行されたもの。新紙幣は2024年度上期をめどに発行される予定。
新紙幣の肖像画に用いられるのは以下の人物。
新1万円札は渋沢栄一(しぶさわ えいいち)
・・・「日本資本主義の父」と呼ばれ、明治時代の日本経済の発展に貢献。
新5千円札は津田梅子(つだ うめこ)
・・・「日本女子教育の先駆者」と呼ばれ、津田塾大学の創始者となる。
新1千円札は北里柴三郎(きたさと しばさぶろう)
・・・「近代日本医学の父」と呼ばれ、ペスト菌を発見したり、破傷風の治療法を開発するなど感染症医学の発展に貢献。
・4月10日
史上初めて、ブラックホールの影を撮影
地球から約5500万光年離れた銀河の中心にある巨大なブラックホールの影を撮影することに史上初めて成功したと、日本の国立天文台などの国際共同研究チームが日本時間10日夜 、世界6カ所で同時発表。
今回の成果は、アインシュタインが提唱した一般相対性理論を裏付ける意味もあり、依然謎に包まれている暗黒の天体、ブラックホールの正体だけでなく、無数の星や銀河が形成される過程の解明につながり、宇宙の歴史にも迫る業績と期待される。
・4月16日
フランスのパリ中心部にある観光名所、ノートルダム大聖堂で日本時間16日未明、大規模な火災が発生。
火は大きな炎を上げて瞬く間に広がり、屋根や尖塔(せんとう)が焼け落ちるなど深刻な被害が出た。
・4月23日
安倍晋三首相は訪問先のフランス・パリのフランス大統領府で、マクロン大統領と会談。
今年6月に大阪市で開く主要20カ国・地域(G20)首脳会議に向け、世界貿易機関(WTO)改革やデジタル経済の国際ルール作りなどで連携する方針を確認。
首相は会談に先立つ共同記者発表で、マクロン氏がG20に合わせた6月下旬に東京を訪れると発表。
パリ・ノートルダム大聖堂の火災に関し、修復に協力する意向も伝えました。
・4月23日
スリランカで21日に起きた連続テロ事件で、同国政府は、「イスラム国(IS)」が事件に関わったとの見方を示した。ISも同日、犯行声明を出した。この事件でこれまでに確認された死者は300人以上に上り、負傷者は500人を超える。
・4月25日
北朝鮮の金正恩労働党委員長はロシア極東のウラジオストクで、ロシアのプーチン大統領との初の首脳会談に臨んだ。
・4月25日
探査機はやぶさ2が平成最後に、世界初の「人工クレーター形成」に成功。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日午後、小惑星りゅうぐうの上空1・7キロに降下した、はやぶさ2から送られた映像で衝突実験によって表面に人工クレーターを誕生させたことを確認し、発表。
・5月2日
南米ベネズエラで、独裁色を強めるマドゥロ大統領の退陣を求める大規模デモが各地で行われた。
治安部隊などとの衝突で少なくとも女性1人が頭に銃弾を受け死亡。負傷者も多数出た模様。
野党指導者で暫定大統領を宣言したグアイド国会議長は、マドゥロ政権打倒へ更に圧力をかける考えを示しており、緊張が続く。
・5月3日
米ホワイトハウスのサンダース報道官は、アメリカのトランプ大統領がロシアのプーチン大統領と約1時間、電話会談を行ったと明らかに。北朝鮮の非核化のほか、緊迫するベネズエラ情勢などについて協議。
・5月5日
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、軍部隊の火力打撃(砲撃)訓練が4日、日本海沿いで行われ、金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会ったと報じた。
北朝鮮は4日、東岸の元山付近から飛翔体数発を発射しており、訓練の報道はこれを指すとみられる。
朝鮮中央通信は大口径長距離放射砲(多連装ロケット砲)や戦術誘導兵器の運用能力の点検などが訓練の目的と説明しているが、弾道ミサイル発射なら、国連安保理決議違反となる。