ずいぶん昔の話になりますが、私が高校1年だった時、勉強に苦しんだことがあります。学校の数学の授業スピードが速くて、全くついていけなかったのです。先生は日本語を話しているはずなのに、何を言っているのか分からない、何を質問したらいいかも分からない、という状態でした。その原因は以下の2つだったと思います。
① 私が通っていた高校は、3年間で習う内容を1年半で終わらせ、高2の秋以降はセンター対策授業に入るカリキュラムだった。(どうりで授業のスピードが速いはずです!)
② 中学までは、授業が分からなくてついていけないという経験がなかったため、塾にも行かずあまり勉強していなかった。(お恥ずかしい限りです・・・)
中学までに、ペースが速い授業に必死でついていくという訓練を積んでいなかった上、分からなかったらすぐ先生に聞きに行くという習慣ができていなかったのです。自分の成績ですんなり入れる高校に入学し、のんきに構えていたツケがまわってきたのだと思います。
高1の1学期のテストは赤点ギリギリ、中学生だった時では考えられないような点数を取り、ショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。「このままではやばい!」と危機感を覚え、だんだん先生に質問しに行くようになりました。高2の先生が分かりやすく、さらに秋以降のセンター対策(高1内容の復習)に入ったところで、数学が分かるようになっていきました。
こんな私の経験から、高校の勉強には以下の2点が必要だと考えています。
◆ 中学生までに、速いスピードの授業でも集中して説明を聞く訓練を積んでおくべき! 少しくらい分からなくても諦めずに聞く!
◆ 中学でも高校でも、分からない、納得いかないところは、先生に質問する! 何度も説明してもらうと、徐々に理解できるようになる!
もちろん、他にもいろいろな勉強方法はあると思いますが、どの教科にも共通する勉強の仕方の基本だと思います。
今の高1生に「高校最初の中間テストはどうだった?」と聞くと、中学から明倫に通っている生徒の多くは今のところ順調のようです。やはり明倫の授業で思考力と集中力が鍛えられているからだと思います。また、映像授業は何度でも繰り返し視聴することができるので、テスト前に分からないところを何度も見ていたのが良かったようです。
私のように、高校の授業についていけない、期末テストは挽回しなければ・・・とお悩みの方、いつでも明倫ゼミナール高校部へお問い合わせください! 志望大学の合格を勝ち取るためには、この夏が勝負です!