「成績UPのポイントをお伝えします!」と言いましても、
① 学校の通知表を上げるのか
② 定期テストの点数を上げるのか
③ 模試などの実力テストの点数(偏差値)を上げるのか
などの目的によってやり方はいろいろあると思います。
今日は、入試に直結しやすい③についてお話します。
偏差値や学力を上げるには、考える力(思考力)をつけることと、解くスピードを上げることが重要だと考えています。
1つ目の 『考える力(思考力)』 とは、何を問われているかを正確に把握し、的確に答える力。もっと噛み砕いてお伝えしますと、設問文を正しく読み取り、どのように答えたらよいかを頭で考え、出題者の意図に沿った答えを書くことができる力、だと考えています。
2つ目の 『解くスピード』 は言うまでもなく、速く問題文を読み取り、速く書くことができる力です。やはり実力をつけるには問題量をこなすことが必要不可欠です。同じ時間、勉強したとしても、中身が濃い(量が多い)方がより力がつくのはわかりますよね。限られた時間の中で、量をこなすには、ある程度の速度も必要なのです。
明倫に入塾したばかりの生徒さんから、「授業が速くてついていくのが大変」という声を聞くこともありますが、その速度についていこうと集中する時に最も負荷がかかり、実力を伸ばすことにつながるのです。個人差はありますが、3週間~1か月も経つといつの間にかその速度に慣れて、ついていけるようになります。まさに実力が伸びた証拠なのです。
毎日の宿題や塾の勉強をする際、「頭を使って速く正確に解く」 ことを意識してみてくださいね。
『考える力(思考力)』をつける授業の詳細については、また次回ご紹介させていただきます。