前回、学力アップのためには、考える力(思考力)をつけることが必要、とお伝えしました。明倫ゼミナールでは、『思考力をつける授業の実践』にこだわり、カリキュラムを作成しています。
今回は、小学生の国語の授業についてご紹介させていただきます。
皆さんご存知のように、国語というのはすべての教科につながる重要な教科ですよね。読む力がなければ、算数(数学)や他の教科でも、なかなか思うように学力が伸びません。そこで、明倫の小学生授業では、中学受験を目指す受験科だけでなく、公立中進学を目指す練成科でも、
① 教科書ではない初めて読む文章問題を扱います。
⇒ 難しい言葉があっても、知らないことをテーマにした文章でも、辛抱強く読む習慣をつけ、
語彙力をつけていきます。
② 「この設問では何を聞かれているのか?」、それに対して「どう解答すべきなのか?」を生徒に質問しながら解答の仕方や答えを導いていきます。
⇒ その際、必ずテキストの設問部分に鉛筆で線を引かせ、「何を問われていてどんな条件で答えなければいけないか」を明確にします。
この訓練を続けていくと、何を聞かれていてどう答えたらよいか、を常に考える癖がつき、少しずつ科学的根拠に基づいて解答することができるようになってきます。
今の中学1年生が受ける公立高入試から、より思考力を問う問題が増え、やや難しくなると言われています。問題文をよく読み、頭を使って考え、出題者の意図に沿って的確に答える力を小学生のうちから積み重ねておくことが非常に大切になると思います。
興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。明日の20日(日)は各校舎で入塾説明会も開催しておりますので、ご都合の合う方はぜひお越しくださいね!