安城校のブログ

公立高校入試問題、概況!

2023.02.23

その他

安城市、刈谷市、知立市のみなさま、こんにちは。
「地域密着」「手厚い集団授業」の学習塾「明倫ゼミナール安城校」です。

2/22は公立高校入試でした。
中学校2年生の皆さんは、ちょうど1年後
勝負のときを迎えることになります。

高校入試は多くの人が初めて経験する
大きな人生の分岐点です。

選ぶ側から、選ばれる側へ。
社会へ通じる第一歩。
後悔のないようにこの1年を過ごしてもらいたいものです。

そのために、英語と数学について
入試の概況をいち早くお伝えします。

~英語~

大問1・2は文章に合う1文を挿入する問題でした。
今までの入試にも似たような問題は出ていました。
しかし、前後の内容から類推して答えを導き出すため
ただ英語に訳すだけでなく読解力が求められます。
特に接続詞をともなう問題は、使い方をちゃんと理解していないと
解けない問題となっていました。

大問3・4は長文問題で今までの入試とほぼ形も同様のものでした。
例年大問4の対話文の方が簡単な傾向ですが、
今年は資料の読み取りや場面の正確な把握が必要など
いつものようなイメージでは解きにくかったかもしれません。
逆に大問3は定番の環境問題に関するものだったので
全部が訳せなくてもなんとなく理科や社会で学んだ知識で
解けてしまうところもあったように感じます。

全体を通して、難しい連語(イディオム)はなく
ストレートに単語力が問われたなと感じます。
(take bathsはわからないと困ったと思いますが。)

これを受けて、来年に向けては

・接続詞の役割についてもう一度丁寧に復習する

・読解力の必要な適文挿入に慣れておく

などが必要かと思います。

対話文の最後はジョークを飛ばしている場面が描かれ、
小粋な文章となっています。

~数学~

前年までと構成は全く変わらず。

大問1では計算と確率の基本事項の確認。
難易度も例年通りです。
図形の問題が全て選びなさいですが、
比較的難易度は低かったと思います。

大問2は久しぶりに図形の証明が出ました。
2019年Aぶりです。
箱ひげ図は一番見破りにくい偶数人数の問題なので、
引っかかった人が多かったのではないかと思います。

大問3の図形問題では、
特殊な計算は(2)の比合わせくらいで
(3)は①の答えがわかっていれば中1でも解けるレベルの
問題となっていました。

全体を通して比較的難易度は低く設定されていたのではないかと
想像することができます。
平均点も高めに出ると予想できます。
そのため、来年度は難化する可能性があります。

来年に向けては

・なるべく早くすべての単元を終え、過去問演習で入試問題に慣れる

・計算問題でミスがないように、速く正確に解く練習をする

ことが求められます。
傾向が変わらないこともわかったので、難しくなっても
対応ができるように過去問をしっかりと何度もやることが
合格への近道です。

明倫ゼミナールでは、9月からの過去問演習に備えて
3月から入試対策用のコースがスタートします!
中1・2の復習を着実に行うことで、過去問での演習を
スムーズに行うことができます。
英語で言えば接続詞などもまとめて復習することができます。
詳しくはお問い合わせください!

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